あーちゃん2016
oboro dukiyo ni aisare okoshi ire
コミコミさんの小冊子も良かったけど、こっちも良かった!攻めにずっと付き従っていた風吹視点のお話。
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攻めと受けが家族になって太陽も生まれて、しみじみ良かったと感じている風吹。そりゃそうだよね、1000年だもん、風吹めっちゃ偉い。そろそろお役御免で、もとの森に帰るか・・と思っていたら・・というお話なんです。
こういうお話、弱いんですよね。四人で家族。いつまでも仲良く支えあっていければなあと思うしみじみお話でした。コミコミさんの小冊子は難しくても、こっちの協力書店ペーパーならまだ入手しやすいかも。ぜひ。
朧夜の従者で千年もの間も朧夜を支え続けてきた、風吹視点のお話でした。
本編では晴葵を守る為にいつも一緒にいましたが、これといった活躍を見れなかったのが凄く惜しいというか残念でした。
確かに長生きする為に妖力を失っていましたが、もっと活躍出来たと思うんですよね。せっかくの魅力的なキャラが中途半端でもったいなかったです。
そしてこちらのペーパーでは朧夜に晴葵との子どもも産まれて、家族となった3人から離れようとする風吹がいるんです。
朧夜家族との生活を考えられないほど楽しいと感じる一方で、そんな寂しい事を考える風吹に悲しくなってしまいました。
そんな風吹の様子を察知して結婚記念日のお祝いと称して、朧夜と晴葵が風吹の好物ばかりを用意して風吹も「家族の一員」だと言う2人に感動しました。
太陽が成長するのに合わせて妖力も回復すると良いなと思ったり、この前可愛い姿で居て欲しいと思ったりしました。
本品は『朧月夜に愛されお輿入れ』の
フェア店特典ペーパーです。
本編後、2人が結婚して1年後のお話です。
風吹はあやかしの王である朧夜の第一の従者です。
平安の世でつらい別れで引き裂かれた朧夜と
恋人だった葵が千年の時を経てようやく結ばれ
可愛らしい赤子が生まれた今
しょせん従者の自分はもう用無しなのやもしないと
思うことが多くなります。
京の還らずの森にでも帰るかの
夜のベランダで満月を眺めていた風吹は・・・
A4サイズ片面にて
風吹視点による過去回想を含む後日談になります。
それが最後の忠義のように思えてきます。
それから数日後、
晴葵に頼まれて太陽を見ていた風吹ですが
ご飯だと呼ばれたダイニングテーブルには
並びきれないほどの御馳走が有りました。
驚く吹雪に朧夜は結婚記念日だと言い
晴葵は皆が家族になった記念日だとも言います。
朧夜は風吹の気持ちなどお見通しで
この先もずっと傍にいてくれと言われた風吹は
太陽と共に成長して
いつの日か成人体になればいいと願う
・・・という共にある家族の絆を感じさせる
ほっこりとした小話でした。
朧夜が千年を超えて生きてこれたのは
風吹という存在があったことは確かですね。
大切に仕えてきたご主人様に望まれて
風吹も嬉しかったと思います。
※他店舗特典(レビュー済)
コミコミ特典は2人の結婚式のお話です。