kurinn
ai ue motto
本編でも思ったんですが、Arinco先生のこのDom/Subユニバースのお話ってダイナミクスについての教育が未熟な世界なんですよね。
だから親であっても我が子がノーマルじゃないと持て余し気味というか…不寛容な世界観なんです。
こちらのペーパーでは壱哉の頭をなでる瀬凪に「お前撫でんの好きなの」と聞くんですが、「え 嫌だった?」と言う瀬凪に「慣れん」と壱哉が答えるんです。
「俺 昔からペット買う憧れあったんです ふわふわしてるの撫でたくて…」「先輩がペットみたいってことじゃないよ」と瀬凪は笑って言うんですが、壱哉は無言になってしまうんです。
「しょうがないですよ」「親からも何するかわかんないってとこあっただろうし」って、悲しくなる様なことを瀬凪が言うんです。
すると「……はあ、しょーがねぇな」と壱哉が言って、驚く瀬凪に「特別に好きなだけ撫でていいよ」って言うんです。
本当は瀬凪に撫でられて何度も救われているんですよね。
ちょっと素直じゃない壱哉ですが、お互いに良き理解者になってこれからを乗り越えて欲しいと思いました。
続巻では2人が少しでも生きやすい世界になっていますように!