あーちゃん2016
yasomaga no ouji to saigo no majo
レネと、その父母となった攻め受けのお話。母の手が心地良かったよな、と思う人は多いのでは。
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お熱をだしちゃったレネを見守るシオン。額に当てられたシオンの手が「ひんやりしていて気持ちいい・・」と言ってレネは眠ってしまい・・・
というお話。
レネのみならず、リカルドもシオンに寄り添われると「気持ちが楽になる」とのこと。
レネからみればシオンは母、リカルドからすればシオンは心許せて一生添い遂げられるパートナーと、しっかりした絆が出来てるのねと思えて、嬉しかった小話でした。最後いちゃこらになったらお子様が起きてくるのもご愛敬ですね!
このお話ちょっと感動してクスッと笑えるんです。
異母兄のサンスが亡くなって、レネを二人の子として育てると決めたリカルドとシオンでしたがちゃんと親になってました。
魔法で流行り風邪を治せるのに、子どものレネには免疫力が必要だと敢えてそのままにして看病していたことに、なるほどと納得しました。
熱に魘されて辛そうなら、ついつい手を出してしまいそうになりますが、シオンは三日間レネを自分の寝室に寝せて看病していたようです。
でもレネが熱に魘され「ちちうえ…」と亡き父のサンスを恋しがった時には、シオンもリカルドも辛かったようで…。
リカルドを慰める為にそっと頬にキスをするシオンでしたが、そのうち唇同士が触れ合ってエスカレートして行くのです。レネの親になって幸せにしようと誓っても、二人もまだまだ新婚ですからね。
でも、たいそう強い魔力を持っているレネが、盛り上がった二人を出窓から床に落として、開いた寝室のドアに向かって「リカルドはどうしていつもシオンを泣かせるの?本当にダメだよ」と怒るのでした。www
そう言えば本編で独占欲からリカルドが他国の使者にシオンを会わせなかった時も、「シオンを堂々と妃としてお披露目できないなら、僕がシオンを妃としてお披露目する」と言われたんでしたっけ?