kurinn
ayakashi chou to kieta hatsukoi
何だかこれを読んでいて、国吉のことが気の毒で可哀想に思えてしまいました。
確かに今までの国吉の朝陽に対する態度は褒められたものではありませんでした。
でも蝶に朝陽の感情を吸い取られた時に、国吉はあれだけ後悔したしどれだけ恐怖したのかと思って可哀想に思ってしまったのも確かでした。
そしてこちはのコミコミさんの書き下ろしペーパーには、あれ以来蝶の姿に敏感になった国吉が居ました。春だけでなく年中蝶が飛んでいると気が付いてしまい、朝陽が再び感情を取られないようにと警戒しているんです。
学食で居眠りする朝陽のうなじに蝶を発見した国吉の叫びに、その恐怖が現れているように感じて可哀想になってしまいました。
一方で朝陽は国吉が朝陽が変わっていないか確かめる言葉を素直に喜んでいるのですが、何気なく言った一言が国吉の傷を抉るんです。
自分の過去の朝陽への態度を後悔するのですが、もう可哀想だからやめたげて〜っと思ってしまいました。
本品は『あやかし蝶と消えた初恋』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。
本編後、学食でのお話です。
昼休みも半ばを過ぎた学食にて
国吉は目の橋をひらり白いものが通り
ハッとしてきょろきょろと辺りを見回してしまいます。
そんな国吉に向かいの席の及川が声をかますが
何か飛んでいた気がしたというと
最近尾瀬に似てきたと言われてしまいます。
今日も朝陽は国吉の隣を陣取っていますが
明け方までSNSで昆虫学者と討論していたらしく
昼食を食べるなりうたた寝していました。
今年の夏、
国吉神社に蝶が飛来した蝶の起こして出来事で
国吉は白い蝶に過剰に反応するようになっていて・・・
A5サイズ両面にて
蝶がトラウマになった国吉のお話です。
国吉はまた蝶に朝陽の心が攫われないかと
気が気ではなかったです。
食堂内に蝶がいない事を確認した国吉でしたが
テーブルに突っ伏す朝陽をみて絶叫をあげ
及川をビクッと跳ね上げさせ
朝陽を目覚めさせてしまいます。
国吉を叫ばせたのは朝陽の首裏に止まっていた
モンシロチョウか、シジミチョウでしたが
神社の蝶ではありませんでしたが
国よ好は平常心が保てなかったのです。
国吉は朝陽の両肩を掴んで食堂の裏手に周り
朝陽に「俺のこと好き!?」って聞いてしまう
・・・というコミカルなお話でした♪
国吉にとっては悪夢再び!? って事かもですが
裏庭まで引っ張られてきた挙句
当然なことを聞かれた朝陽はびっくりですよ。
国吉にとって朝陽が
どんなに大切なのかが如実にわかって
ちょっと可哀想な感じもしましたが
国吉の言動は
朝陽なみの奇行になってて笑えます♪
※他店舗特典(レビュー済)
アアマゾン特典は国吉の振られる理由、
フェア店舗特典は朝陽の言葉使いのお話です。