kurinn
fukigen itoko ga kawai sugite shikata nai
晴樹がお風呂から上がって来ると、直樹が何やらチクチク縫ってるんです。
「なーお何してるの?」と聞く晴樹に、「…綿詰め直した」と答えてました。前巻から直樹の鞄から見えていて気になってた猫のキーホルダーですが、小学生の時に晴樹に貰ったのだそうです。
せっせと縫ったり、洗ったり干したりと大切に扱って来た事が伺えました。
晴樹は「いじらしいというかなんというか…泣けて来た…」と、ウルっと来ているようでした。
幼い頃のようにぬいぐるみを持ち歩く事はなくなりましたが、猫のキーホルダーは晴樹に振られた時もずっと一緒にいた大切な存在なんですよね。
最後のキーホルダーを見詰める直樹の表情がとても可愛いです。