てんてん
boku ha ousama omae ha geboku
本品は『僕は王様おまえは下僕』のコミコミ特典小冊子です。
本編後、花南の撮影現場でのお話です。
花南は顔馴染みのヘアメイクの関心をひくべく
憂い顔で溜息を数回つきます。
鏡の中の自分のしょげた顔を確認しながら
「それが・・・」と恋人喧嘩した事を話し出します。
撮影にあたり恋人に痕が付くから
付けている首輪を外しておけと言われたけれど
メイクで隠してもらう気満々で
いっそ見てもらいたいとさえ思っているのです。
「春までお預けと言われて我慢していたのに
4月になってもまだだめなんて酷くないですか」
と子供っぽく膨れながら
鏡の奥で仁王立ちしている姿を眺めると・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームにてポスター撮影の日のお話です。
花南と視線の先の人物との距離は数メートル、
視線を向けられた瑛介はこめかみを引きつらせます。
今日はオーガニックコスメ会社の
宣伝用ポスターの追加撮影で
瑛介としては馬鹿なことを言うんじゃないと睨むものの
止めに入ればだれが恋人かバレてしまう可能性もあり
近づいてはきません。
予想通りの反応に満足した花南はヘアメイクと
満足いくまくまで恋人の話に花を咲かた挙句
自宅に戻ると思う存分、恋人を堪能する
・・・という2人のラブラブなお話でした。
花南に悪魔の角と尻尾が見える
本編ではひっそりと隠れていた策士な部分が
存分に楽しめるお話でした。
ラブラブなので無問題♡ですけどね (^-^)v
花南と瑛介の交際が上手く行ってることも、瑛介の会社での花南の仕事が順調な故に同棲する日が伸びてしまったことも良く理解出来ました。
本編レビューでも書きましたが2人のセックスシーンが多すぎたので、減らしてこちらのようなお話が入っていたらどんなに面白かったかと思ってしまいました。
それと、読めば読むほど花南の性格が子供っぽく見えてしまって、腹黒でそのように自分を見せているのは分かるのですが、Subに尽くしたいDomのイメージからかけ離れていると思ってしまいました。
なので期待したDom像ではないんですよね…。