てんてん
ouji no seiryaku kekkon kedakaki omega to gikyoudai arufa
本品は『王子の政略婚 気高きオメガと義兄弟アルファ』の
フェア店特典ペーパーです。
本編後、アンソロのある悩みについてのお話です。
冬の訪れを感じる夕方、
ユーベルは暖炉の傍で読書をしていましたが
手紙を読んでいたアンソロが残念そうにため息をつき
何があったのか気になります。
アンソロが読んでいたのは番う方法の調査結果で
アンソロはうなじを噛む時に歯を立てて
噛まなければならないのかを確かめかったようです。
どうやらアンソロはユーベルに
噛み痕をつけることに抵抗があるようで・・・
A4サイズ(書店によって型違いあり)片面にて
アンソロの想いが溢れたお話でした。
「痕が残るほど嚙めば痛いだろう」というアンソロに
ユーベルは呆然とした後、笑いだしてしまいます。
それなりに腕が立つユーベルは
自分の体に痕を付けられるのはアンソロだけだと言い
本能から結ばれるのに痛みを伴うなら
その痛みも愛おしいと思うのです。
ユーベルの全てを知るのはアンソロだけであり
番う痛みも2人だけの秘密が増えるだけだと思う
ユーベルがすごーく甘いです♡
アンソロもそんなユーベルを見て
誇らしげに微笑むというラブラブぷりには
御馳走様しか言えないです (^-^)v
アロンソがどんなにユベールを大切に思ってるのか、ユベールが今はどんなに幸せかが書いてあって、本編に足りなかった糖度がこちらのペーパーで補われていたと思いました。
それにしても頸を噛むことをここまで真剣に調べるアロンソは可愛いですし、例え番になるのに必要だとしてもユベールに傷をつけたくないという思いにちょっと驚きました。
でもですね、せっかくのペーパーなので本編レビューでも書いたようにその後のフロレンス王国について書いて欲しかったんです。
もうユベールの帰る場所はアロンソの元で、エスパニル王家が家族だというのは分かります。でもあれだけ大切にしていた国民なんだから、その後の国の様子を書いて欲しかったです。