kurinn
tokimeki best selection 2022
シャレード文庫の「ときめきベストセレクション2022」SSリーフレットなのですが、「かわいいこども祭り」とタイトルが付けてあります。
掲載順に簡単に感想を書きたいと思います。
先ずは夢乃咲実先生『倫敦夜啼鶯』 番外編の「天使の声」です。
本編終了後の大分お話が上手になったサミィの様子が書かれていました。
ルーイはあまりのサミィの話す勢いに心配するのですが、ドクターが「この子はきっと、肺が丈夫になるよ」と言っていました。
ルーイとドクターとバリー夫人に見守られながら、サミィが幸せでスクスクと育っているのが分かりました。
次に安曇ひかる先生『イケメン弁護士のパパはいりませんか?』 番外編の「イケメン弁護士はちょっぴりうそつき」です。
拓人と慶一と維月の三人が幸せそうな様子が書かれていました。イチャつくのに維月に嘘を付いているのですが、もう少しで維月も一年生になるのでいつまで誤魔化せるのか心配になってしまいました。
最後に華藤えれな先生『身代わりアルファと奇跡の子~赤い薔薇と苺シロップ~』 番外編の「愚かなアルファの醒めない夢」です。
こちらのお話はちょっと切なかったです。海莉の双子の兄の愛理視点のお話でした。
本編では海莉の妊娠が分かって愛理が見つかった所で終わってるんですよね。
こちらのリーフレットは海莉と愛理の再会のお話なんですけど、愛理は海莉を認識して自分に何が起きたかも理解してるんですが、外部の刺激に対して反応しないんです。
それは何故かというと…というお話でした。愛理のヒューバートの兄のウィリアムへ対する深い愛情と海莉とジュジュに対する思いも理解出来ました。何とも愛理らしいお話になっていました。