kurinn
jen tengan no me
こちらのペーパーの右側では、ティェンランが熱心に人間と付き合うための心得が書いてある書物を読んでいるんです。流石は有能な鴆飼です。勉強熱心なんです。
そして、左側の4コマ漫画に続くのです。
リウシンとジーイエのグルーミングを「器用だよな〜」と感心しながら見つめるリュイでした。
するとティェンランが照れながら「き…今日は僕がリュイの手入れしたいのだけど…」と言って来たので、リュイは「えっ?」と驚くのでした。
わくわくしながら「お…おう!じゃあ頼むぜ!」と張り切るリュイの頭の中には、リウシンとジーイエのグルーミングの様子が浮かんでいましたが、ティェンランはいそいそと櫛を口に咥えたのでした。
ティェンランは書物で人間の髪の手入れに櫛を使う事を学んでいたのですが、リュイは鴆の番同士のグルーミングを見ていたのでガッカリしてしまうのでした。
そんなリュイの様子を見て戸惑うティェンランでした。
お互いが大好き過ぎる故のすれ違いが微笑ましいです。