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ou ha muku na shinkan ni saiai wo sasageru
ジャンとして
必ず本編を読んでからにしてくださいね。
ナザリオが隣国へ発つ際の、レオンハルトのあれやこれやの根回しについて。
王やクラウスだけが味方についてくれて。周りの反対を押し切り影武者を仕立てて、ジャンとしてクラウスの代わりに旅に同行することに。
予め警護の皆に、ナザリオに必要以外構わないようにと嫉妬心から伝えたせいか、ナザリオが寂しそうで心が痛むレオンハルト。
ジャンとしての自分にもナザリオは心からの笑顔を見せることもなく、自分にだけ心を許してくれていたんだなあと再認識することに。
そしてモフモフズ達にも自分をジャンと呼ぶように言い含め。だけどナザリオさまがお寂しそう、国に帰りたそうと言うモフモフズ。
祖国ではいつもナザリオはお腹を空かせてたけれど、今はレオンハルトといると幸せそうだと。
ますますナザリオを守って無事に帰るぞ！と決意を胸にするレオンハルトでした。
電子版は挿絵がなくて寂しいです。せっかくみずかねりょうさんなのに(泣)
隣国ヴィオランテへ向かう旅の裏側
レオンハルトのナザリオへの深い愛を感じるSSとなっていました。
それにしてもやはり近衛隊の隊員に言ってたんですね。
リカルド以外の隊員が不自然過ぎるほど、ナザリオを遠巻きにしているのでそうじゃ無いかと思っていました。心配し過ぎ！www
そして、思った通りリカルドの勧めでナザリオが書いたレオンハルトへの手紙は、直ぐに渡って読んでたんですね。ニヤニヤしてしまいました。
特筆すべきはピーノとロッコの可愛さですね。
もちろん本編でも可愛いですが、変装したレオンハルトに協力する姿はめちゃくちゃ可愛いし、ナザリオを慕う気持ちがとてもいじらしいのです。
みずかね先生のイラストが無いのは残念でしたが、このSSが収録されていたので電子で購入して良かったです。
