kurinn
nisemono alfaha ha shitsuji alfa ni dekiai saleru
良いわぁ。本編でも思ったんですが、實森みたいな人が家にいたらと思ってしまいました。
でなきゃホテルのアフタヌーンティーに行くか、通販でクロテッドクリームを探してしまいそうです。
こちらのお話はオメガバですが飯テロ作品でもありました。www
余談はさておき實森ってロマンチストですよね。「多賀谷 虹」との初仕事が終わった記念のお祝いとか、多賀谷が嬉しく思わない筈ないです。アルファと偽ってた為に人と関わらないようにして来た多賀谷にとって、魂の番である實森と出会えたことは僥倖でした。
ここで多賀谷が實森のことを「魂の番」だと本能的に悟った時のことが語られているのですが、本編のそのシーンを思い出すと納得でした。そして抑制処置を受けていた筈なのに、同じく多賀谷のことを特別だと感じていた實森の告白が凄く良かったです。
本編のその後の話です。婚姻届けを出した日から半年ばかり経っているので、店舗配布ペーパーより後の出来事になります。
寛森(攻)が多賀谷(受)と一から担当した作品の校了のお祝いだと夕食に特別メニューを出し、お風呂でオイルマッサージをします。多賀谷の喜ぶ姿を見ることが寛森の喜びという展開でした。
偏食家の多賀谷に美味しさを覚える喜び、食べる多賀谷をついアルファっぽいヤバ目つきで見る寛森、少し太って筋肉が消えかかっていると零す多賀谷と、偏食がたたって脂肪がついてなかっただけではと思う寛森…。
そう過ごす中で、多賀谷が寛森に話した、はじめての夜に触れられたときに、心臓が、爆ぜるかと思った、お前は違ったのか?と勇気を出して言った言葉にきゅんとなりました。互いに成長している様が分かる、寛森目線の終始甘い雰囲気が漂う愛しい日々の一コマでした。
本品は『偽物アルファは執事アルファに溺愛される』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、婚姻届を出した日から半年後のお話です。
多賀谷は寛森が夕食の準備をする間、
マシュカと遊んでいましたが、
呼ばれたダイニングテーブルには
様々なケーキやサンドイッチが盛られたスタンドに
泡が弾けるシャンパン、控えめながらも愛らしい
フラワースタンドが並んでいて唖然としてしまいます。
そんな多賀谷に寛森は「お祝いです」と笑顔で告げます。
寛森は無事に校了したお祝いと言うのですが
多賀谷にしたら校了でお祝いと言われて
更に怪訝に思うだけです。
しかし寛森曰く、今回の作品は
寛森が一から担当した作品でずっと憧れていた先生と
協同作業を終えた喜びを分かち合いたいとの
思いからのお祝いだったのです。
多賀谷は並んだ料理に手を伸ばしつつ
多賀谷ばっかり満足していて意味があるのか?
と思うのですが・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームにて寛森があるお祝いをするお話です。
寛森は作った料理を
多賀谷が美味しそうに食べているところを
特等席で見られるのは間ににも勝るご褒美だと
終始笑みを浮かべて多賀谷の様子を眺めています。
そういえば寛森は時々やヤバい目つきで
多賀谷を見ている事が有ります。
寛森の料理が美味しすぎて
寛森が作ったもの以外食べる気がしなくて困るし
少し太った気もします。
しかしそんな多賀谷に寛森は
この後にはお風呂でマッサージを楽しんで頂くと
更に驚きの提案をするのですよ。
結局マッサージに付き合った多賀谷は
気になっていた初めての夜の事を訊ね
あの時に既に互いが本能で相手を魂の番だと
感じ取っていただろうと結論付ける
・・・というラブラブな2人の後日談でした♪
寛森が加賀谷の小説との出会いで変わったように
寛森との出会いが多賀谷を変化させた様子が
より強く伝わるお話でした。
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店舗特典は寛森がする決意のお話です。