kurinn
katsuyoku
こちらは「渇仰 新装版」に付いてきた出版社ペーパー「白衣と犬とキャンパスと」に続く作品となってました。タイトルが「白衣と犬とジェラシーと」になってるので、いったい誰にジェラシーを感じるのかと謎でした。
でも、読んでみると納得というかクスッと笑ってしまいました。
相変わらず達幸の明良に関する野生の感も素晴らしいですが、明良も飼い主としてかなり進化しているのが伺えました。
本編のレビューでも明良の父親の公明の人格の素晴らしさは書きましたが、なんと明良がドラマの教授役のベテラン俳優に父親の面影を見てしまってたんです。
それに目敏く気が付いて排除しようと犯罪者並みに道具を用意してた達幸と、達幸を犯罪者にしてはならないと上手く御する明良が見事なお話でした。
何の罪もないベテラン俳優が無事で良かったです。www