kurinn
bright prison
hontさん限定のSSを最後に読みました。
青一視点で14歳の常盤(篁)と2歳の薔(椿)が青一の実家に泊まりに来た時のお話でした。
蒲牢島でも百合の花が咲き乱れてましたが、青一の実家でも百合の花が咲いてました。百合の花の真実にちょっとゾクっと来たりしました。
そして篁と椿のやり取りが実に微笑ましいです。ずっと見ていたい可愛さです。
どうも篁の母の紅子の機嫌が悪くて、椿と一緒に青一の実家に避難していたらしいですが、その紅子も前巻であっけなく龍神様に消されてます。
紅子にはもっと悔しい思いをして欲しかったので、サラリとした報告程度の文章に愕然とした事を覚えています。
このお話の面白い点は常盤によって語られていた幼き日の薔とのお風呂の時のあの出来事を、青一に14歳の常盤(篁)が話してる事です。
本編で常盤にその話を聞かされた時の薔の見解と、青一が想像した事とそう違って無い点にクスッとしました。