kurinn
your good boy
理がまだ高校生だった頃のお話でした。思いは通じあったものの、卒業までお預けだった頃のお話だと思います。
学校から帰宅すると玄関先で宝の友人の須藤が「市川が裸族をやめるとはな〜」と、言ってるのを理は聞いてしまうんです。
須藤が帰宅した後に理が「宝さんて裸族になったのいつ?」と聞いていました。幼い頃に宝と居た時は裸族だった記憶が理には無かったからです。
宝が言うには「一人暮らし始めてから自分ち限定で」らしいです。
須藤が良く泊まりに来てたから、見たことが有ると聞いてしまった理は色々と思う所があるようでした。
そして宝をおもむろに抱きしめて「ここから先は宝さんの体を見るのも触るのも俺だけ」と強く思って、心を落ち着ける理なのでした。