kurinn
ore no nozomi ha hitotsu dake!
なんなら本編に入ってる番外編の「どんなニコも」より好きでした。
こちらはニコラス視点のエリク公国建国後一年のお話でした。
まだまだ雑処理は落ち着かないものの、ニコラスの我慢の限界が来て、特別に短時間ながら研究の許可が下りたみたいでした。
そしてニコラスが選んだのが民の暮らしの向上を考えての麦の研究だったことが泣かせます。
元王太子が腹立ち紛れに焼いたあの麦です。
実はレオが密かにニコラスの研究成果を纏めていて、しかも実ったばかりの麦の穂以外も保管して別所に保管して守っていました。
それをエリク公国の私的な温室で研究を続けていたニコラスですが、やっと実を結んだのです。
この温室は魔力で外の世界とは別に季節が巡る優れものなんです。
伴侶となったものの相変わらず護衛の制服を着ているレオが生真面目で、それでいてニコラスの事が大事で仕方ない様子に読んでてニヤついてしまいました。
レオ視点の「どんなニコも」も良かったけど、是非シーモアさんのこちらをお勧めします!