kurinn
oinarisama wa naisho no koibito
本編で恭成は那波稲荷神社の土日のアルバイトが決まってましたが、そのアルバイトのお話でした。宮司が見習いとして雇ってくれたらしいです。
那波稲荷神社は土日限定の御朱印が人気で混雑するようですが、恋人が稲荷神の光輝なので昼休みも仕事終わりも会えるので大満足のようでした。
その日も光輝は八咫烏の紅の子である暁月を連れて来て境内で遊び始めるのですが、暁月が光輝の尻尾の影を踏んだ時に異変が起きるのです。
光輝は身動き出来なくなり恭成に助けを求めるのです。尾の影を踏まれると痛いと知り恭成は驚いていました。
そこへ紅がやって来ると、彼には羽の影がない事に恭成が気が付くんです。どうしてと尋ねる恭成に、光輝は退屈で何度も神社の外に出る悪さをしたから戒めで結界を張られて尾の影が映るようになったと告白するんです。
恭成がじゃあもう自分がいるから退屈していませんよねっていうような事を言うんです。
本編を読んでる時に鳥居から出ようとして結界に阻まれて光輝が酷い怪我をした時に、神様なのに結界で閉じ込められてるの?何で?ととても疑問に思っていた事なので、これは本編に入れて欲しかったと思いました。
そして電子で読んだのですが、巻末に「お稲荷さまはナイショの恋人」「神様たちとの特別なひととき」が書き下ろしなのかどうかの情報も入れて欲しかったです。購入する時にSS付きとしか分からなかったので、あとがき後のこちらが特典なのだと推測しました。
作者さまの所為ではないですが、とても不親切だと思います。