kurinn
fugou to otameshikon nanoni koisunzendesu
こちらのコミコミさんの小冊子もとても良かったです。
本編ではまだ若い神で力が無いからと、加賀谷と沢渡の結婚式に白虎の姿を取るからと、二人にエッチを禁止していた「しろさん」でした。
でも、二人が結ばれた朝には「しろさん」は力が漲っていたんですよね。
その後のお話がこちらでした。「しろさん」の生い立ちと、どうして沢渡との初めての出会いの時に彼を受け入れたのかが分かりました。
そして沢渡が「しろさん」と会話出来ないのに、気持ちを察している事に不思議に思っている事まで書いてありました。でもこれって沢渡の心根が綺麗で、加賀谷が大事にしているものを沢渡が大事にしているからこそと思ってしまいました。
それとも沢渡の例の異能も関係してるのかしら?
それにしても二人の甘々な気が「しろさん」を成長させてたなんて、これからの加賀谷の当主の条件にもう一つ加わりそうです。
子猫のままの姿で甘える「しろさん」が、狡くてとても可愛いです。
本編でご活躍になったしろさん(神獣さん)のお話でした。
微笑ましいホンワリ話で良かったので萌にしました。
++
昔、まだ関東がただの平野だったころに、どうやら加賀谷家の祖先としろちゃんは出会ったようです。そのエピソードと、子猫姿のしろちゃんの考えていることがだんだん分かるようになってきたのでは?という沢渡のエピソードが書かれていました。
美味しそうに焼けたホットケーキを、何のためらいもなく、いの一番にしろさんにお供えできる沢渡。そんな沢渡と加賀谷の仲睦まじい気をもらって、どんどん成長するしろさんの暖かい心地のするお話でした。
本品は『富豪とお試し婚なのに恋寸前です』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
神獣ユキシロカミノミヒトのお話です。
ユキシロカミノミヒトは
大きな山のふもとで母神獣が生まれますが
お前の場所を探さなくてはならないと
小さな首を加えてぽーんと放られます。
さまざまな土地をさ迷い、
大きな雲がいつまでも雨を降らせる
東の果ての平地まで辿り着きます。
行き倒れ寸前のユキシロカミノミヒトは
力不足でくったりと身を横たえていると
傘を被った少年に抱き上げられて
大きな屋敷に連れられて行き・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)12頁の
ボリュームでしろ視点での過去回想を含む後日談です♪
ユキシロカミノミヒトは少年のだんなさまと約し
神獣としてその地を守る存在となり
しろという名で呼ばれるようになります。
そして長い年月が経ち
加賀谷が沢渡と結婚してラブラブな今では
いつだって白虎姿になれるほどになりますが
今しばらくは内緒にして
子猫のように沢渡に可愛がられる日々を
楽しみたいと思う
・・・というしろが神獣となった経緯から
加賀谷たちとの暮らしを描いたお話でした。
本編のしろさんは
加賀谷経由でしか思いが語られませんでしたが
しろの戸惑いが直で見えて面白かったです。