てんてん
ginrei no volk
本品は『銀嶺のヴォールク』のコミコミ特典ペーパーです。
本編後、アレクセイの秘かな望みについてお話です。
アレクセイには以前から
心秘かに思い描いている事があります。
それは裸のままで狼姿のヴィールカを
抱きしめてみたいというものです。
蕩けるような情交ののち、
ヴィールカとは照ったままの肌を寄せ合い
身体を繋げるのとはまた違った安心感に包まれながら
ふとまた狼姿を抱きしめたいと思ってしまいます。
ヴィールカの豊かな被毛の感触を知っているからか
想像するだけで心がそわそわしてしまい
ヴィールカに何を考えているのかと問われてしまいます。
まだ愛され足りないのか?
そんなヴィールカの問いをはっきりと否定しつつ
この場を切り抜ける適当な言い訳を考えますが
ヴィールカに遠慮することはないと言われて
期待に輝くヴィールカの目に観念して
前置きしながらおずおずと口を開くと・・・
B5サイズ両面にて
アレクセイの望みをヴィールカが叶えてくれるお話です♪
何だ、そんなことか。面白いじゃないか
さあ、好きにしていいぞ
ヴィールカは言葉どおり表情を明るませると
さっそく姿を変えてくれます。
アレクセイは呆れられなかったことを喜ぶものの
すぐさま飛び込んでいけるものではなく、
まごついてしまいますが
ヴィールカにふかふかの冬毛でいるうちに
という魅力的な一事に押されて
おすおず被毛に裸身を寄せていきます。
そんなアレクセイにヴィールカも
アレクセイが狼になったらと想像したと言い、
どんな姿でも愛おしいと思い合う
・・・というほのぼのした小話でした♪
実際はいろいろあると思いますが
ヴィールカの立派な毛皮に抱き着きたいっていう
アレクセイの願望はとってもよくわかります。
もふもふ好きにはたまらないですよね (^-^)
こちらのコミコミさんの書き下ろしも甘々な内容でした。
本編ではもっぱら二人の逢瀬はアレクセイの部屋のベッドと書いてありましたが、こちらのお話もまさにアレクセイのベッドでの様子です。
人型になってもヴィールカは逞しくて良い男ですが、アレクセイには以前から心に密かに思い描いている<あること>があるらしくて、それを知った時はなるほどと思いました。恋人が人狼なら必ず思い付くと思いました。
モフモフ好きならしてみたいこと間違い無しです。でもアレクセイは控えめなんですよね、察しの良いヴィールカに押されて、ようやく打ち明けて望みを叶えて貰ってました。
でも現実的な私は顔とかに毛が付きそうとか考えてしまいました。www
そしてヴィールカとアレクセイが、種族を超えて深く愛し合っているのが分かるお話になってました。