kurinn
dos obake ga nekasetekurenai
こちらのシーモアさんの限定描き下ろし漫画は、大地と拓実のお話でした。
三巻では登場場面が少なくて、引っ越しの挨拶の葉書には今回のお話で登場する犬も写っていました。
その犬をどういう経緯で飼うことになったのかが描かれているのですが、これちょっと感動です。
恋人同士になった大地と一緒に出掛けている時に、大地の視線の先の家族が気になってしまう拓実がとても切ないんです。
大地には普通の家族が似合うんじゃないかとか、俺は子供産めないしとか思ってしまうんです。
でも実は大地が見つめていたのは家族連れが連れていた犬で、二人が向かっていたのはペットショップ(or保護施設)だったのです。
子供の頃に拓実が言った事を大地はちゃんと覚えていました。大地の拓実への思いの深さを感じます。
犬を挟んで寝転がる二人がとても幸せそうで、特に犬を愛おしそうに見詰める拓実と、そんな拓実を優しく見守るような大地の面差しにキュンと来ました。