あーちゃん2016
毎年恒例バースデーフェアの小冊子。1が大好き(神)だったので萌2にしました。以下コメント。
1.花降る王子の婚礼 番外編 尾上与一先生
シュブル(春に一斉に白い花を咲かせる木)が咲くと祝うのが当然だったリディル。イル・ジャーナでは祝う習慣がないと聞き、あり得ない!とシュブルの宴を開催させ・・というお話。
無事、自らに伝えられていた王女の舞を舞い、誇らしげに嬉しそうに喜ぶリディル、そしてリディルを抱きしめ描き留めたいものが多すぎて間に合わぬと嬉しい悲鳴をあげるグシオン、そしてその周りに溢れる花。その場を見たかのように嬉しい気持ちになれる、とても素敵なお話でした。本編お好きだった方には是非読んでいただきたいなあ。
2.呪われた黒獅子王の小さな花嫁 番外編 月東湊先生
リラがダルガードに内緒で何かをしようとしている様子に気付いて・・というお話。お互いを想って贈るものってほんとに素敵。
3.毎日晴天! 番外編 菅野彰先生
今回は秀の新担当、久賀と魚屋の達也がメインの爆笑話。秀は宇宙から来たというのが決定事項だったんですね、知らなかったです(笑)
ペーパーが届いたので、嬉しくて読み直してます。
本編がお気に入りだったその後のお話がやはり大好きでした。
尾上与一先生「花降る王子の婚礼」より
〈花降る皇妃とシュブルの宴〉
春になると花を咲かせるシュブルを祝う宴を提案するリディル。
シュブルを祝う宴がないことを憂うリディルの絶望ぶりがなんとも微笑ましく。
宴では見事な舞を見せたのに、いやしんぼなリディルは可愛らしく。
グシオン視点なので、リディルの可愛らしさや幸せぶりにほっこりでした( ◜‿◝ )♡
月東湊先生「呪われた黒獅子王の小さな花嫁」より
〈贈りもの〉
リラが、親衛隊見習いのカルカと何やらダルガートの為の相談をこっそりしていて、それがとっても気になるダルガート。
親衛隊長ゼグに、それならこちらもリラが喜ばせることを計画しましょう、と提案される。
2人が相手を思い合った贈りものをするお話で、こちらもほっこり幸せな気持ちになりました( ꈍᴗꈍ)
菅野彰先生「毎日晴天」より
〈地球でたった1人だったウオタツ〉
ごめんなさい。
こちらは本編未読なので…。
本当は萌2にしたいところですが、個人的に苦手な作品があったので萌になりました。
こちらもネタバレしない程度に順に感想を書きます。
まず大好きな『花降る王子の婚礼』より「花降る皇妃とシュブルの宴」ですが、帝国アイデースと強い繋がりをもったイル・ジャーナはリディルを中心に新たな歴史を刻もうとしていました。リディルがもたらす新たな文化がグシオンをはじめとして周りに受け入れられて、好意的に取られ始めた事に読んでて嬉しくなりました。
そしてつい先日発売された『呪われた黒獅子王の小さな花嫁』より「贈り物」ですが、ダルガートとリラのお互いを思う気持ちの強さが微笑ましかったです。こちらのお話は続きが読みたかったので、間をあけずに番外編を読めた事が嬉しかったです。
最後に私がもっとも苦手とする『毎日晴天!』より「地球でたった一人だったウオタツ」ですが、やはり毎度同じの身内ネタでした。
もうシリーズ追うのをやめて久しいので、取り敢えず読んだ形です。
もうフェアの小冊子に入れなくてもと思ってしまいました。ファンの方スイマセン…。