てんてん
haru ni naru made mattetene
本品は『春になるまで待っててね』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、2人のとある休日を描いたお話になります。
暑くなる前にもう1度ピクニックでもしたいですね
先週2人はそんな話を盛り上がり
リックは前日からディビスの家にお泊りし
ディビスは朝仕事から帰ってきますが
ザァザァと雨が降り続き、
どこからどう見てもピクニック日和ではありません。
するとディビスはリックを
彼の祖母が使っていたという部屋へと誘います。
静かな部屋を大股で通り抜けたディビスが
しっかりと閉じられていたカーテンをさっと開けると・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組三12頁の
大ボリュームにてピクニックを計画するお話です。
その先にあったのは屋根付きのテラスでした。
それはディビスの祖母のお気に入りの場所で
彼女自身が手を入れていたというコテージガーデンでした。
今は世界を巡る船旅をしているそうで
ディビスは先のことだけどいつか行けるようになったら
リックと一緒に行きたいと言います。
2人はディビスの祖母の愛した庭を眺めながら
リックのつくったサンドイッチを美味しく頂く
・・・という優しいひと時を切り取った小話でした♪
雨降る中でもほんわかムードで
微笑みながら手作りのお弁当を食べる
2人が見えるような可愛いお話でした (^-^)v
ピクニックを計画した日に雨が降り
ピクニックに行けませんでした。
が、ディビスさんに連れられて廊下の突き当りの部屋に行きます。
そこはディビスさんの祖母の部屋で、
その先に庭とテラスがありそこに座ります。
そこでディビスさんの祖母のお話を聞きます。
勝手に本編を読んでいる際に亡くなっていると思ってたのですが
存命で良かったぁと思いました。
そのお話の中でディビスさんがリックに
いつか一緒に旅行に行きたいといいます。
ディビスさんはリックとのずっとずっと先のことを
考えているんだなぁと思い胸がキュッとしました。
リックとディビスさんのお話を読んでいると
幸せな気持ちになれました。
こちらの小冊子にも幸せが沢山溢れていて大好きだなぁと思いました。
こちらはまだ暑くなる前のお話なので、電子限定特典よりは時系列的に前のお話になります。
二人はピクニックを計画していたのに残念な事にその日は雨で、ディビスが祖母の部屋の屋根付きのテラスでピクニックをする事を思い付くんです。
そこで初めてリックはディビスの祖母の事を尋ねるのですが、どうやら健在で今は一年かけて世界を巡る船旅に出ていると知ってほっとしていました。ディビスと祖母は似ているらしいので、きっとおおらかで優しい人なのだと思います。そう言えば消防官になりたかったディビスの唯一の理解者でした。
祖母の旅行の話から二人はずっと先になってしまうけど、一緒に旅行する約束をしていました。それはずっと一緒にいようって意味で、将来を語り合う恋人達にホッコリしました。
リックも遠慮なくものを言えるようになっていて、その後の恋人達の進展が知れて良かったです。
でもやっぱり電子限定特典のお話の方が好きです。