てんてん
hakurouou to aisare tanuki no koidouchu
本品は『白狼王と愛され狸の恋道中』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。
本編後、ある満月の夜のお話です。
白夜は先日の旅を機に
宇太と想いを通じ合わせて恋仲になります。
宇太は王の伴侶「花」になる決意をして
ゆくゆくは町老連や公の人々にも
2人の仲を認めてもらうつもりですが
今はまだ宇太はただの忍びに過ぎず
白夜と大っぴらに逢瀬をすることはかないません。
そこで2人は誰もいない2人の思い出の場所で
逢瀬を重ねていました。
白夜は満月の今宵
月を見ながら酒でも飲もうと提案していて
宇太は仕事の後に街に出て肴を買ってきたと
嬉しそうに包みを差し出します。
白夜が肴の包みを開けると
白夜の好物ばかりが出てきて・・・
B5サイズ両面にて白夜視点での
2人のラブラブデート風景になります♪
宇太は薄雲に白夜の好物をこっそり聞いたのだそう。
宇太は照れくさそうに
白夜の好物を知らなかったからと続け
白夜は自分も宇太の好物を知らない事に気づきます。
白夜は自分の不甲斐なさに尻尾をたらし
宇太を不安げな顔にさせてしまい
慌てて宇太の気遣いがとても嬉しいと伝え
白夜ももっと宇太の事を知りたい
喜ぶ顔が見たいと思い、好きなものを訊ねる
・・・というほのぼのラブラブな小話でした♪
最後、白夜の一番好きな物でしめられるのですが
それはもう言わずもがな♡ でして
真夜中に2人きりで月見酒デート、
最高でした (^m^)
白夜と宇太のその後のお話でしたが、2人が恋人同士になってからそう時間は経っていないのが残念でした。
出来るなら宇太が「花」になった話とか、仲間達に白夜との仲がバレた話が読みたかったです。
こちらのお話は本編後間も無くの、思い出の場所で月見酒を楽しむ2人の様子でした。
白夜の好物を密かに薄雲に聞き出して買って来る宇太が健気です。
そして自分は気の利かない男だと反省する白夜が可愛いのです。
宇太の喜ぶ顔が見たいと好きな物をリサーチする白夜でしたが、好きな花に蒲公英(たんぽぽの事)と答える宇太の理由に爆笑してしまいました。