「恋渡り」コミコミ特典SS小冊子「愛しきやし」

koiwartari

「恋渡り」コミコミ特典SS小冊子「愛しきやし」
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
21
評価数
5
平均
4.2 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
恋渡り

商品説明

コミコミスタジオさんで購入するといただける特典SS小冊子。
無くなり次第終了。
A5サイズ/12P
SSのタイトルは『愛しきやし』。
SSの内容:時系列は本編終了後。亜蘭視点のお話です。
凰炎と有理が、最後まで身体を繋ぐことができないことについて相談を受ける亜蘭と英理だが…。

レビュー投稿数3

相談

やっぱり小冊子最高。めっちゃ好きなパターンだったので、萌2にしました。今から購入を検討される方はこちらの小冊子付を検討いただくことをおススメします。たまらん。

++ 以下 よりネタバレ

本編で有理が「入らない」(!)と相談していた件の続きです。既に爆笑。

おもむろに「未だ本懐を遂げていないそうだな」と切り出す亜蘭。(本懐w)
有理から頼まれたし、言わなきゃしょうがないとは言え、やっぱり凶悪な表情になる訳ですよ。ああ楽しい。

まあなんとか相談を終え、有理と英理を各々迎えてみたものの、なんだか英理の様子が変。訊いてみると「・・今まで十分にお応えできていなかったですよね・・」。弟ちゃん、あけっぴろげにあれやこれや兄さんに暴露しちゃったもんだから、英理ちゃん大ショック!こっちは大爆笑。

引き分け!って感じの爆笑小冊子でした。ああ面白かった!

3

そりゃ怒るわ

本編の掌編「息の緒に」のその後のお話でした。

有理に閨の相談を受けた亜蘭は気が進まないものの、王が帰った後に約束通り凰炎の屋敷に行ったようです。

そこでやはり亜蘭の想像した通り、話を出した途端に凰炎は険悪な表情になるのです。
それは有理には絶対に見せない顔で、亜蘭はやはり自分と凰炎は嫉妬深く似たもの同士だと思うのでした。

もうこの時点で笑っちゃいました。
 
亜蘭は憤る凰炎を諭しながら、自分と英理の時と同じ轍を踏まないようにアドバイスするんです。

そしてその日は凰炎の屋敷に英理と泊まる事になるのですが、実は亜蘭が凰炎と話をしていた時に、英理は有理に更に赤裸々な閨の話をされてたんですよ。www

亜蘭と英理は身体を繋げてはいるものの、純情な英理は亜蘭にされるままだったんですよね。
片や挿入はして無いもののそれ以外は経験豊富な有理に、どうやって亜蘭を楽しませてるのかなんて聞かれても英理には答えられる訳無いんです。

亜蘭はそのままの英理が好きで大切なので、泣いて亜蘭に教えて下さいと言う英理を見て、なんて事をしてくれたんだと怒るわけですよ。www

優しいアドバイスをしないで、自分達と同じ轍を踏ませてやれば良かったと憤る亜蘭にクスッとしてしまいました。

こちらの小冊子お勧めです。

3

相談者も必死ですが・・・

本品は『恋渡り』のコミコミスタジオ特典小冊子です。

本編続編後、安蘭視点で4人のお話です。

王が鷹養部に数日滞在し、
名残惜し気に帰っていった日の昼、
亜蘭は甥の凰炎の元を訪れます。

凰炎は王の訪れで愛しい有理に数日触れられず
ヤキモキしている事が判るほどですが
亜蘭を追い返すわけにもいかず
渋々と言って様子で亜蘭を招き入れました。

しかし話が有利との情事に関わると知ると
剣呑な表情を浮かべます。

有理は凰炎が閨事について
他の男から教わったくらいで怒るはずなどない、
と本気で思っているようですが
他の男が有理から閨の話を聞いただけでも
気に食わないようですし

英理と有理を下がらせた際に
有理が期待するような眼差しを送っていた事が
さらに不機嫌にさせているようです。

亜蘭は有理の相談事を話し出しますが・・・

A5判カラー表紙(カバー同イラスト)2段組12頁の
大ボリュームで2組のカプのその後になります♪

いちいち嫉妬の炎を燃やす凰炎に
亜蘭は呆れてしまいますが
英理が2人の事を他の男に話しているのを
想像しただけで怒りが湧きてくるので

有理の相談も契りない事を悩んでいて
ことの仔細までは知らないと早々に切り上げます。

亜蘭は2人の話から
互いに緊張してしまう事が大きな原因に思え
自分達のように薬香を使う手段も考えますが

凰炎にもう少し鷹揚に構えるようにと
助言するにとどる事にします。

その後、
凰炎は有理とともに部屋に戻っていき
亜蘭は英理と客間を使用することとなりますが

英理は有理から閨事の様子を事細かに相談されていて
自分が亜蘭に充分に応えていなかったから
全て教えて欲しいと言われてしまい

英理を落ち着かせるのに苦労した亜蘭は
割と真面目に相談に乗ってやったことを後悔する

・・・という甥達の事情に巻き込まれてしまった亜蘭の
複雑な心理描写が面白いお話でした。

凰炎とっても有理にとっても切実な問題ですが
繊細な問題でもあるだけに
馬に蹴られない程度の助言しかできず

亜蘭と英理の関係にまで飛び火しているのに
ニマっとさせられました (^m^)

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