umeair
dearest
中庭みかな先生『ディアレスト』の電子限定おまけSSのこちら。
ロシェル(攻)視点、二人が初めて出会った時、そして別れて再会した時の思い出(夢の内容)のお話です。
本編、特に前半では、キオに優しさは見せつつも、癇癪を起こしたり怒りでしか言いたいことを表現できないロシェルに「うーん…」と思っていたのですが。。
こうしてロシェル視点で当時の思いなどを読むと、どうすればいいか分からず戸惑っていたロシェルの内面が見え、共感できる気がしました。これ、本編の中で読みたかったなあ…
穏やかに笑う花・キオをいつまでも胸に抱いて、暖かさを感じていて欲しいな…と思える、素敵なSSでした。
ロシェル視点のお話。
初めてキオと出会った日。
キオが自分の前からいなくなった日から、また現れた日。
その時のロシェルの気持ちが書かれており
ロシェルのキオへのとてつもなく不器用な想いがひしひしと伝わってきました。
ロシェルはこの時からほんとにキオのことが好きだったんですね。
そんな思いを沢山感じることが出来ました。
そして現在のお話にー…。
今も素直じゃないロシェルだけど、キオはそんなロシェルのほんとの気持ちを知ってるから、
だからロシェルもこんな態度を取れるんだろうなぁと思いました。
切なくもなり、温かくもなるこのお話をほんとに読めて良かったです。