ふばば
kimagure na jaguar
「気まぐれなジャガー(4)」電子限定特典となります。
1p。
本編描き下ろしの「小さな恋のうた」、この出会いの一週間後です。
宗純「これ借りたやつ」
新「あー この間風邪ひかなかった?」
宗純「大丈夫」
「あの…っ」
「汚れちゃったから 洗ったらすごい縮んじゃって…」
新「ぶっ ハハハハ」
「やる。ハイ。着てくれよ」
宗純「えっ…でも…」
新「ちょうどジャストサイズになったろ? 俺もう一枚あるから」
宗純「…ありがと」(おそろい…)
宗純が貸してもらった新のニットカーディガン。洗ったらめっちゃ縮んじゃったんですね。
新にはツンツルテン。
もらった宗純は恥ずかしそうに顔を赤らめて。
今となっては年の差は気にならない?だけど出会いの頃は新がすごく「お兄さん」でしたね。
宗純はまだまだ幼い感じで。
こんな頃に微かな恋心の萌芽。萌えますね。
宗純少年が新に初めて出会った時なのかな?
猫を助けようとずぶ濡れな宗純に声をかけてきた高校生。
この眼鏡早くどっか行けよって邪魔がってたのに、サクッと解決して濡れた宗純にカーディガンを貸して颯爽と去っていく新。ここまでは小さな恋のうた。
そのカーディガンをマジマジ見つめ洗ってみたら、縮んじゃって!
大笑いした新が、やる。ハイ、着てくれよ。お前にジャストサイズになったろって貰えました。おそろい…。…ありがと。照れる宗純。
宗純少年にとっての遭遇でしょうか。カッコよくて大きくて大人な新に宗純の世界が塗り替えられた一瞬に感じられました。