てんてん
kanawanu omoi wo kimi ni tsumugu
本品は『叶わぬ想いをきみに紡ぐ〜非運命オメガバース〜』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。
本編後、冬馬視点でのある日の京介のお話です。
一緒に暮らし始めて約3カ月、
冬馬は京介と新婚さながらの順風満帆な生活を
送っています。
京介の新しい仕事も順調で
要人警護のために地方出張の仕事に出ましたが
当初3日の予定が相手先の都合で1週間、2週間と延び、
最終的には3週間も束縛される事になったのです。
仕事なので仕方がない事だと理解していても
ようやく結ばれたばかりの京介に会えない日々は
冬馬にとって相当に堪えるものでした。
2週間を超えた頃、
冬馬の我慢が限界を超えそうになり
帰ってきたら思う存分いちゃいちゃしたいと
京介に訴えて約束を取り付けます。
ところが帰ってきた京介は限界状態で・・・
B5サイズ片面にて
京介が長い出張から戻ってきた日のお話です♪
夕暮れと共に帰ってきた京介を風呂に入らせ
夕飯を済ませ、洗い物を済ませた冬馬が
さぁこれからと居間に戻ると
京介は畳の上に身を投げ出していたのです。
肩を軽く揺すると目を覚ましてはくれても
すぐに瞼が下がるほど眠気に抗えないようです。
冬馬は期待にうずうずさせた下半身を持て余しますが
ベッドに下ろした京介に瞬きしながら
「ごめんな・・・明日、な」と言われ
「俺もしたかった・・・あした、いっぱい、しようぜ」
と言われて京介には敵わないと思いつつ
長い夜を過ごす事にする
・・・という冬馬のジレジレが楽しい小話でした♪
「待て」解禁を待ち続けていた大型ワンコには
かなり辛いですよね。
読者時にはとても美味しかったですけど (^m^)
※他店舗特典(レビュー済)
アアマゾン特典はプリマヴェールでのお話、
フェア店舗特典は冬馬の様子がおかしいお話です。
本編後の2人が一緒に暮らし始めてから暫く経った頃のお話でした。
京介の新しい仕事は順調なようで、要人警護の長期出張までするようになっていました。
ようやく両思いになっての蜜月期で、冬馬は大分寂しい思いをしているようでした。
出張から帰って来たらの約束を交わす冬馬が、気持ちを素直に伝えられるようになったのだとホッとしました。
ところがです。出張から帰宅した京介をいそいそと迎えて、至れり尽くせりした冬馬が目にしたのがすやすや眠る京介だとは。
また不憫なと思っていましたが、最後の一文で救われました。