kurinn
saigo no ou to saiai omega
本編レビューのタイトルを当初は「不思議な話」と付けていました。というのもタイトルが思い付かない位に悩ましい作品だったからです。
そしてこちらのSSのタイトルで付けたのは、本編ではザックリとしか書かれて無かったクラウスの肖像画の不思議について書かれていたからです。書かれていたからといって謎解きは一切されてません。
それどころかクラウスは働き出して、日々の生活にも馴染んでいるようです。
戸惑うことはあるようですが、深く悩むことは無いのか書かれてません。
今回も自分が抜け出たであろう白いキャンバスに2人で絵を描く話になっていました。
2人とも幸せそうで良いお話なのですが、やっぱり違和感が消えないんですよね。
本品は『最後の王と最愛オメガ』のコミコミ特典ペーパーです。
本編後、クラウスの描かれていた絵のお話です。
クラウスが里央の世界にきて半年近くが経ちました。
理央にとってベビーシッター行をこなしながら
現代の様させ間詰容共に戸惑いながらも馴染んでいく
クラウスを支える日々はとても楽しいものです。
友人である大原と仁科のカップルたちも
クラウスの力になっていてくれています。
そしてベッドの前に置かれたチェストの上には
あの額縁が今も飾られています。
クラウスがこの世界に来た事で役目を果たしてのか
キャンバスは真っ白になりましたが
救に捨てるには忍びなく・・・
B5サイズ片面にてクラウスの消えた
白いキャンバスのその後についてのお話です♪
そんな理央にクラウスは新しい絵を描く事を
提案します。
新しい夢と約束をここに描かないか?
君と私のふたりで
絵を描いたことがない理央ですが
それはクラウスも同じらしくクラウスは
描き方を調べて同時を揃えていこうと言う
・・・という優しい未来を想像されるお話でした。
白いキャンバスが
2人のこれからの様々な可能性を現すものとして
描かれていてまさにハピエンと言う感じでした♪