若様は初恋姫を一途に甘やかす コミコミ特典ペーパー 若殿と姫御の約束ごと

wakasama wa hatsukoihime wo ichizu ni amayakasu

若様は初恋姫を一途に甘やかす コミコミ特典ペーパー 若殿と姫御の約束ごと
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
若様は初恋姫を一途に甘やかす(但コミコミスタジオ購入時のみ)

商品説明

文庫発刊記念・コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー
B5版4つ折り両面にてイラスト1頁+小説7頁
惟光から届いて文で宮がモヤモヤするお話です。

レビュー投稿数2

惟光の浮気疑惑

本品は『若様は初恋姫を一途に甘やかす』の
コミコミ特典スタジオペーパーです。

惟光にある人物から文が届くお話です。

今日、蓮華屋敷に1通の文が届きました。

使いの者は「惟光殿がご存じゆえ」と
名乗らずに帰ったと言います。

飛切りの薄様で
開くとふんわりと香が立ち上り
流麗な女文字で
ただ「まつほの浦の」とだけある文。

これは来ない人を待つ歌であり、
宮は香りにも覚えがありました。

しばらく前に惟光が仕事とが終わらないからと
蓮華屋敷ではなく、中屋敷に泊りました。
その翌朝帰って来た惟光からした匂いと
同じ香りだったのです。

宮が碁会所で季希之助に詰め寄ると
「惟光が吉原の花魁と馴染みになった」と
白状しました。

なのに惟光は変わらず、宮に接してきて・・・

B5サイズ4つ折り両面にて
惟光に浮気疑惑が発生するお話になります。

罪悪感などみじんも感じられない様子に
宮は自分がそれを許さねばならないのかと
悶々としてしまいます。

惟光はそんな宮の様子に
宮が太夫の事を聞いたのだろうと悟ります。

実際には惟光と太夫の間には何もないのですが
惟光は花魁の矜持を保つために三会目をした
というのです。

宮は惟光を信じなかった事を詫び
惟光は余計な心配をかけないようにと隠した事を
宮を謝ります。

二度としないと宮に約束して仲直り(なのかな!?)
しての幕引きでした。

読者的には惟光が浮気をするはずがないという前提で
宮のモヤモヤと悋気にニャっとさせて頂きました。

こういう気の使い方って
物事をややこしくするのですよね (^-^A

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一瞬ビックリして

読み始めてから直ぐに惟光の疑惑にビックリしました。
まさか、まさか、あんなに宮にベタ惚れな惟光がと読み進めて行くにしたがって、更に疑惑が深くなって…。

本編でも思ったけどナツ之えだまめ先生は引っ張るのがお上手だと思いました。

宮のおかしな態度にピンと来た惟光は流石でした。
いかに花魁との間には何も無くても、隠し事をした事により宮を悲しませるようなら本末転倒です。

これからは義理も果たしたし吉原へは行かないと宮に約束していました。

お互いに思い合う2人がとても熱々でした。

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