kurinn
komainu wa akai koiito wo musubu
本編後のお話でした。
やはりというかこちらでも狛犬たちへの御供えものを中心としたお話で糖度は低めでした。
まあ狛犬たちが2人の間を取り持ったので、仕方ないとは思いました。
それでも喜瀬川のマンションで過ごすのが寿々には当たり前になっている様子が読めたのは良かったです。
それから2人同時に狛犬たちに夢枕に立たれては、それこそエッチをするにも油断出来ないと思って可笑しくなりました。www
いつになったら2人は狛犬たちから解放されるのかと心配になります。www
本品は『狛犬は赤い恋糸を結ぶ』のコミコミ特典小冊子です。
本編後、2人が狛犬達の神社を訪れるお話です。
寿々の友人に教えてもらった和菓子店は
実家が和菓子屋でフランスでパティシエをしたいた人が
和洋折衷のお菓子作りを志した店との事で
喜瀬川は和菓子よりも洋菓子を好む神様に
斬新なお供えができそうと楽しそうに選び始めます。
寿々は変わり種のある餡やクリームを挟んだ
小振りなたい焼き形をしたカステラに目を留め、
喜瀬川はカスタードとチョコ、神様にコーヒー餡、
寿々に黒豆餡、自分用にずんだ餡を買い求めて
神社に向かいます。
帰り際に狛犬の足元から回収した
たい焼きにもしっかり歯形がついていて
寿々は次はプリンとかでもいいかなと思います。
その夜は長谷川の部屋で眠りについた2人でしたが・・・
A5判カラー表紙(カバー同イラスト)12頁のボリュームで
狛犬達へのお供えについての小話です♪
寿々がぺろりと頬を舐められた感触に瞼を開くと
真っ白な毛に包まれた2匹の子犬が覗き込まれていました。
スズに言いたいことがある。タイチもよく聞くのだ。
てみやげはスズのコロネだぞ。わすれるな。
そして眩しい光の指す方に走っていってしまいます。
目覚めた寿々は夢を見たのかと思いますが
喜瀬川も2匹に「わすれるな」と念を押されたと言い
どうやら同じ夢を見させられたらしいと気付きます。
寿々は朝食用のホットケーキは小さなサイズのものを
2人分多く作ろうと思う
・・・というほのぼのエピソードでした♪
のんびりほのぼのな2人の様子も
食い意地が張っている(としか思えない)
右近と左近がとっても可愛い小話でした (^-^)