kurinn
SANCTIFY reikon shinshoku
表紙と裏表紙は見開きでChapter5の扉絵のカラーになっていて、近くの草むらと車に寄り掛かるギルバートと座って煙草を吹かすランスと夜空の星の距離感が素晴らしくて画力の確かさを感じます。
中のイラストもカラーで、首筋に歯型を付けたランスが眉間に皺を寄せてこちらを見つめていて、口元は開いて何かを話しかけているようにも思えます。
そのランスの胸元では目を閉じたギルバートがランスの首から下がった十字架を口に咥えていますが、その口からは血が滴っています。
2人の姿の上にはステンドグラスの模様が重ねられていて、ランスの顔の部分に丁度十字架が重ねられていて上からは血が滴っています。
十字架上部にかかる鳥が何であるかが分かりませんでした。
意味深でこれからの2人の姿を暗示しているのでしょうか?