「青の王と花ひらくオメガ」初回限定特別SS「青の王とオメガの癒しのひととき」

ao no ou to hanahiraku omega

「青の王と花ひらくオメガ」初回限定特別SS「青の王とオメガの癒しのひととき」
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
17
評価数
5
平均
3.4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
青の王と花ひらくオメガ

商品説明

初版限定で貰える、特典書き下ろしSSです。
B5サイズの用紙に片面印刷。帯に封入の記載あり。

レイ視点で語られる後日談です。
王としての重圧と忙しさに、疲れを隠せないレイ。
そんな彼を癒してくれるのは…?

レビュー投稿数4

王になってからの癒し

レイが王になってからのお話です。

激務に追われため息をついているレイ。
資料に目を通していると同じ部屋で手伝っていたエクエスが執務室を出ていき
茶でも飲むつもりか、と羨ましく思い、自分も一息いれようかと思ったけど
セレンが祈りを捧げている時間だから
後で様子を見にいく為にも休憩せず頑張ろうと思うレイ。
気を取り直して仕事をしているとエクエスも帰ってきます。
そしてしばらくするとセレンがやってきます。
「執務室にだって心安らぐものがあった方が仕事もはかどるな」と言いセレンを抱きしめるレイ。
「お疲れですか?この時期は忙しいんだって、エクエス様が教えてくださいました」と言うセレン。
そう、セレンにエクエスが声をかけにいってくれたのです。
エクエスをあの母から生まれたとは思えないぐらい良い人だなぁと思いました。

そしてセレンを膝の上に載せるレイに「兄上。膝の上はどうかと」と言うエクエス。
「この部屋はほかに座る場所がないんだ、仕方ない」というレイ。

もうセレンにべた惚れですよね。
離れたくない気持ちがひしひしと伝わってきて
あんなひどいことをしていた人と同一人物なのか疑いたくなります。
レイをこんな風にかえたのは誰でもなくセレンなのですが
セレンが幸せそうで本当に嬉しかったです。
このままずっと読みたいなぁと思わせてくれる特典でした。

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好きなタイプの番外編

くすっと笑えて番外編として好きなタイプでした\(^o^)/
先生有難うございます。萌2よりの萌にしました。

本編がシリアスであればあるほど、読み終えた後の番外編って、よりハッピー気分になりたいんです。そして本編で少し可哀想だったサブキャラにも光を当ててくれるなんて、とても嬉しいです。

今回光を当ててもらったのは、エクエス(攻め弟、第二王子)。本編でミリア王妃があんなことになってしまったのに、レイに「助けてくれ」って言ってもらって、ちゃんと一緒にお仕事してるんだもん、エライ。

何よりエライのが、レイが疲れているなと思ったら、セレンを呼びにいってくるのがエライ。ほんでちゃんと20分ほど席外すのがエライ!(いや、その場でしれっと仕事してくれてても、それはそれで楽しいんだが)

攻め受けより席外した20分の間、何してんのよとエクエスが気になった番外編でした!楽しい・・・

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エクエスはやっぱり良いヤツ

本編後の王として多忙なレイのお話でした。

異母弟のエクエスと一緒に仕事をしていて、2人の協力体制が上手くいっているのがみて取れて安心しました。

そればかりか休憩しないレイを気づかってセレンを呼びに行ってくれたらしく、エクエスは相変わらず良い奴でした。

セレンは身篭っているらしく、いつにも増して甘々な様子の2人に遠慮して席まで外してくれてます。

レイの体調を心配するセレンに対して、エクエスが居なくなった途端に更に大胆になるレイが人が変わったようになってて笑ってしまいました。幸せそうで良かった。

出来る事ならエクエスにも可愛い番を見つけて幸せになって欲しいです。

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王の癒やしは

本品は『青の王と花ひらくオメガ』初版限定挟込ペーパーです。

本編後、レイ視点での後日談となります。

レイは王太子時代からそれなりに統治者としての仕事はしてきたつもり
でしたが、いざ王となると、忙しさも重圧も比べ物になりないくらい
多忙で、片づけても片づけても問題は湧いてきます。

ため息をついて揃えられた資料に目を通していると、同じ部屋で手伝っ
ていたエクエスが黙ったまま立ち上がり、執務室を出ていきました。

茶でも飲むつもりかと羨ましく思い、レイも一息入れようかと迷います
が、セレンはこの時間神子として祈りを捧げている頃であり、後で様子
を見に行くためにも休息は取らない事にします。

気を取り直して仕事をしているうちにエクエスも戻ってきて、何事も
なかったかのように机につきますが、30分ほどたった頃、戸口の衝立
の向こう側から控えめな声がして・・・

B6サイズ横長片面2段組の番外編は王としてのレイの多忙さと癒やしの
お話になります♪

それは腕いっぱいに淡い色の花を抱えたセレンでした。その花はダニエ
ルがセレンの部屋にと届けてくれたアーモンドの花で、セレンはレイの
部屋に飾ったら気持ちが和らぐかと思ったようです。

レイはセレンを抱き寄せます。アーモンドの花も甘い香りがして美しい
とは思いますが、レイにとっては花よりもセレンのほうがずっと癒しに
なるのです。

いっそこのままセレンを置いておきたいと思うレイですが、セレンを呼
び寄せたのはエクエスでした。エクエスは休息も取らず、セレンの様子
が気にかかっているようなレイのためにセレンに頼みに行ったようです。

口うるさいのと頑固なのが玉に瑕だと思っていた弟の気遣いに喜ぶレイ
でしたが、使用人に花を渡し、お茶の用意を言いつけると、セレンを膝
の上に座らせたレイに呆れつつも20分だけの退出を申し出ます。

レイはその時間、セレンの首筋や唇を味わい尽くす

・・・というラブラブなお話でした♪

レイとセレンの絆の強さと共に、レイとエクエスのお互いに対する信頼
感も感じられるお話でした。

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