てんてん
jujinheikato tenmei no tsugai
本品は『獣人陛下と天命のつがい』のコミコミ特典小冊子です。
本編後、結婚式の終わった夜のお話です。
織人と鈴の結婚式が無事に終わり、夜も更けた頃。2人はやっと星宮に
戻り、鈴は長椅子に腰かけてそっと息を吐きます。
鈴は心配そうにする織人の手を握って「織人のお嫁さんにやっとなれた」
と微笑み、そんな鈴を織人は抱き上げます。「だがまだ最後まで儀式は
終わっておらんぞ」と鈴の頬にキスして歩き出します。
全てが終わったと思っていた鈴は不思議に思いますが、寝室の扉を開けて
寝台に寝かされると、いつもと違う下穿を穿いていた事を思い出し、織人
に見せます。
腰のところでひもで結ぶ下穿は穿き方が判らず、檀に手伝ってもらいまし
たが、織人には手伝った事は言わない様にと念を押されてしまったのです。
どうやら織人が初夜の為に選んだものらしく、織人は下穿きだけにした
鈴をその場で踊るようにされて全体を確認し、「私の鈴は最高に可愛い」
と絶賛しました。
鈴は織人も穿いているのかと問いかけると、織人は自分が穿いても残念
なだけで可愛い鈴が穿くから意味があると言います。鈴には難しくて
よくわかりません(笑)
そもそも鈴は「しょや」の意味さえよくわからず、織人に「結婚して
夫婦となって寝台で共に眠り、交わり、初めて過ごす夜だ」と言われて、
顔を赤くしてしまうのです。
織人は恥ずかしがる鈴の鼻をカプッと甘噛みし・・・
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)2段組12頁という大ボリューム
にて新婚初夜の様子が描かれています♪
荒々しい口づけに鈴の陰茎は立ち上がり、小さな布からはみ出しそう
です。健気に絶えてみつを滲ませる鈴でしたが、織人は「どこを触って
欲しいか、ちゃんと言いなさい」と意地悪に囁きます。
鈴が震える手で布の上から陰茎を触って恥じらいながらねだると、織人
は下穿きをずらして鈴を可愛がり始めます。そして鈴の秘所にまで舌を
這わせてきて鈴を怒らせますが、そんな鈴も可愛くて淫らにも幸せな
時を過ごす
・・・という甘い夜を描いたお話でした♪
初心でもの知らずな鈴が可愛くて、織人も悪戯したりしつつも愛しい妻
の可愛さを堪能するラブラブな初夜のお話でしたので、もう「ご馳走様」
以外の感想はないかな (^-^)v
この小冊子を読んで何が足りないのかを再確認してしまいました。
織人が素敵に思えないんです。狼の獣人王で神に愛でられた存在で人間になっても美丈夫なのに、カッコいいとは思えない。
今回は結婚式後の初夜が書かれてましたが、鈴の下着を選んでたりとスケベオヤジっぽい…。
本編でエッチが少なかったのは分かるけど、せっかく男同士でも子供が持てる設定なのに、こんな初夜のお話なら要らなかったかも。
鈴も相変わらず言動が幼くて足りない子のように感じてしまいます。だから年寄りくさい話し方の織人とのセックスが、子供に奉仕させるジジイみたいで冷めてしまいます。