てんてん
vater to manadeshi
本品は『ファーターと愛弟子~寵花は師の手で花開く~』のコミコミ特典
ペーパーです。
本編幕間、翔視点で幼馴染との関係が描かれています。
友人に誘われて受けたサッカーチームのセレクションに受かった翔は、
あまり乗り気ではないものの最終メンバーに選ばれた事もあり、小4に
なった今も何となく続けています。
今日は幼馴染の奏人は翔のうちに泊まりに来る事になっています。奏人
の母が泊まりがけの出張の為で、翔は内心楽しみにしていましたが、
弾む気持ちを誤魔化すようにそっけなく「ただいま」とリビングのドア
をドアを開けました。
すると奏人が「お帰りなさい」と迎えてくれます。まるで今思い出した
かのようにそっけなく挨拶をした翔に奏人はサッカー仕立ての翔をカッ
コいいと褒め、運動神経の良さと身長の伸びを羨ましがります。
筋肉化発達して骨格が変わり始めた翔に対して奏人は相変わらず小柄で
細っこく、翔は最近奏人を見ると妙にそわそわしてしまいますが、奏人
は「これじゃあ」いつまでたってもレオンハルトみたいに弾けない」と
悔しがり、翔は今度はイライラしてしまい・・・
B5サイズ片面にて幼馴染に対する無自覚の恋のお話になります♪
奏人は口を開けばレオンハルト、レオンハルトと言いだしては、翔の
ふわふわした気持ちを急降下させます。だいたい奏人だって十分すごい
と翔は思っていたのです。
奏人の母親に誘われて出かけた発表会の奏人は幼心にもかっこよく、
らに彼の演奏は翔に拍手をするもの忘れるくらいの衝撃を与えたのです。
「俺も奏人みたいにピアノが弾けるようになりたい」と母に訴え、今で
も翔にとって奏人のピアノは憧れなのです。
その後、一緒にお風呂に入った翔は華奢で色白な少女に見えなくもない
のですが、奏人が立ち上がった時にうっかり見えた足の中心に反応して
しまい、湯船から出られなくなる
・・・という何ともかわいい翔君のお話でした♪
好きな子を意識し過ぎた挙句の「興味ありません」状態という健気さ
がいいですね。さらに相手が超鈍感君で絶対に甘い関係にならないと
分かっているからこその「萌」を楽しませて頂きました (^・^)v