kurinn
koisuru maou
魔界に戻ったライカの元にキースが現れて、ライカの力で人間の姿になり2人でシャンパンを飲み始めます。
良く冷えたシャンパンの話から、久しぶりの人間界が随分と変わったとキースが言います。
するとライカは無意識に表情が曇ってしまったらしく、キースにマリーンを連想する話題はNGだったかと言われてしまいました。
真倫はマリーンの生まれ変わりだが中身は随分と違うし、単純で図太いから自害する心配はないだろうとライカは言いました。
キースは大好きな煙草をくれる真倫を気に入っているようです。人間界の仕事も面白いし、しばらく魔王が人間界にいても良いとまで言っています。
ライカは魔王がマリーンのときと同じ轍を踏まないように臆病になっていると思ってました。
最近の魔王が楽しそうだと言うキースに、ライカは何も考えていないようで大切なことは考えていたキースを密かに感心しました。
そう言えば何をしにライカの所に来たのだと問いかけると、溜め息が聞こえたから話し相手になろうと思ってと答えるキースでした。
ライカはイラッとしたものの、お開きにするのをやめて再び2人で飲み始めました。
一方で人間界では魔王との事後に真倫がまどろんでいました。それを見つめる魔王がとても幸せそうに寝ている真倫に語りかけています。まどろみの中から抜け出すことは出来ないものの、優しい呼びかけは聞こえていてとても嬉しいと感じています。
魔王は自分にとっての「至福」の時を真倫に語りかけますが、そんな言葉をかけられる自分こそが「至福」だとまどろみながら微笑むのでした。
それを見た魔王も更なる至福の笑みを浮かべるのでした。
キースが魔王のアレの大きさについて話してて、ライカに叱られてたのが面白かったです。
魔王が本当に幸せそうです。真倫が魔王を好きになって両片想いになって良かったねと魔王に言いたい。