kurinn
kimi ni ienai himitsu ga aru
クリスマスの2日前が蒼士の誕生日で、明日真は今まではクリスマスプレゼントと一緒に渡していました。
それも好きだという気持ちを悟られないように札束タオルや股間に顔が描いてあるパンツなどふざけたプレゼントだったそうです。
両思いになって初めての誕生日に真面目な物を贈ろうと、明日真は自分の部屋でスマホの通販サイトを見て悩んでました。
そこへ蒼士が相談が有ると言って来ました。明日真がベッドの隣に座らせると、安いパイプベッドが軋みます。
蒼士の相談はいつもどちらかのベッドで寝ているから、大きなダブルベッドに買い替えようと言う話でした。新婚でもあるまいしと照れる明日真に、新婚の様なものだろうとキッパリと答える蒼士でした。
自室でスマホを見ていた事で蒼士が母親やカズマが何か言って来たのでは無いかと勘繰って来たので、明日真は正直に通販サイトを見せて何が良いか聞きました。
蒼士は明日真が選ぶのなら何でも良いと言いながらも、誕生祝いは新しいベッドで思うさま明日真を抱く権利はどうだ?と言って来ます。
恥ずかしく悔しくてそんなんでいいの?と強がる明日真に、それを一生続ける権利と蒼士の方が一枚上手のようでした。
高い過払金請求レベル、さっそく権利を行使するだとか、誕生日は1ヶ月先だとか、2人はベッドでイチャイチャしてました。とても幸せそうです。
幸福の贈り物を貰ってばかりなので、やっぱり誕生祝いは自分で考えようと思った明日真でした。