kurinn
toraou no aisai sweet harem
セリムと早紗の2人の息子のペピート視点のお話です。ペピートは4歳になっていました。
ペピートはアルファで虎王の子供だから成長が早いらしく、毎日日記を綴っています。
日記を書こうと思ったのはセリムが父親だと知った時のやりきれなさを殴り書きする為だったようです。ww
まだあの時は幼かったと当時の日記をしみじみと読み返しています。
第一のショックはペピートが小さい虎さんだったようです。早紗おじさんが虎を見るのが好きなのを知っていました。ペピートは早紗おじさんにぎゅうぎゅうして貰ってキスして貰うと良い匂いがして幸せを感じるのでした。だから虎になった朝はびっくりしたけどペピートのために神さまがしてくれたと思ったのに、早紗おじさんは泣いて静かに抱いてくれたのでした。
二つ目のショックは早紗おじさんがママだったことでした。おじさんだと思っていたからペピートは甘えるのを我慢していたからです。聖母マリア像の胸に赤ん坊のキリストがチューしているように、ペピートも早紗おじさんの胸にチューしたかったけど、自分はおかしいのかなと悩んでいました。でも早紗おじさんがママなら何もおかしくないのでペピートは喜びました。
とても美人で綺麗なママにこれからたくさんチューしたいと思ってましたが、三つ目のショックのせいでそれは出来なくなりました。
三つ目のショックは長い髪の怖い顔をしてママを追いかけていた、へんなおっさんストーカーがパパだったことでした。ww
ペピートはおっさんストーカーを変態だというものだと思っていました。ww
でも違いました。ママは変なおっさんストーカーが好きで、おっさんストーカーもママが好きだからペピートが生まれたのでした。
その時からママのおっぱいはペピートのものでなく、おっさんストーカーのものになったのでした。ww
ペピートはおっさんストーカーをあまり好きではなく、パパと知ってからもそんなに好きでないようです。
2人の結婚式の前の日にママから2人の愛があったから、パパが命がけで守ってくれたから、パパの愛がママが嬉しかったからペピートがいる事を知りました。
そして何百年も前から2人が愛しあっていたことが1番ショックでした。
ペピートは大切なことを何も知らなかったことが1番ショックだったのです。
ママと一緒にいて愛されていることが当たり前だと思っていましたが、パパとママの深い愛があったからだとペピートは知りました。
ペピートは感謝してパパとママが幸せになれるように、いい子でいることを決意するのでした。
ペピートの複雑な気持ちが書かれていてとても面白いです。
セリムがおっさんストーカーからパパに格上げされるまでに爆笑しました。