黒豹王の寵愛マーマレード コミコミ特典SS小冊子 黒豹王と愛妻の出かけ

kurohyoou no chouai marmalade

黒豹王の寵愛マーマレード コミコミ特典SS小冊子 黒豹王と愛妻の出かけ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
15
評価数
4
平均
3.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
黒豹王の寵愛マーマレード(コミコミスタジオ購入時のみ)

商品説明

ノベルズ発刊記念・コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
A5サイズ全16頁(内小説11頁)
2人が出会ってから2年後、2人がラナスルの街を訪れるお話です。

レビュー投稿数4

恋人同士として

2年の月日が経っていました。
2人はお忍びで初めて出会った月の広場に向かいます。
広場は王様とお妃様が出会った恋愛成就の観光名所となっていて、露店商が店を出せないくらいに人で溢れています。

2人はリオが露店を出していた場所を見た後に、オレンジの木のある水飲み場やスープの美味しい店など、出会ったばかりの時に2人で行った思い出の場所に今度は恋人同士として訪ねるのです。

そして2人は宮殿には帰らずに街の宿屋に宿泊します。

次は子供たちも連れて来たいというリオに、アルバートは快諾します。首都や帝都でも2人で恋人として出かけようと思ったアルバートでした。

かなり甘々で相変わらず溺愛でした。

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月の広場へ恋人気分でおでかけ

マウリシオ視点です。
出会って2年、二人の出会いの地 月の広場へおでかけです。

思えば出会って3日で後宮へ迎えられ、恋人期間もあまりなかった二人。
子供を預けてお忍びで行ってみると、ものすごく混雑しており露店もなくて…。

なんと王妃と王の出会いの場所と、リノが果物を売ってた場所が観光名所になっていて。

二人は出会った頃のことを思い出し話しながら、思い出の場所を巡るのでした。

気の毒な青年を助けたことが、愛しい妻を娶ることになって。

そして恋人といえばお泊り?宿で今夜は好きにして♡と燃え上がるのでした。

1

一番最初の気持ち

二人が出会ってから二年近く経った頃のお話です。

二年の間に結ばれて結婚して、子供も授かった二人。
そんな二人が二年ぶりに出会った場所(ラスナルの月の広場)に行きます。

月の広場が完全に観光地にかわっていました。
恋の壁って一体なんなんだろう?と思っていましたが
読んでなるほどー!と思いました。
こうやって問題なく、みんなが潤うならいいのかもしれないですね。


この小冊子で、マウリシオがリノに対して一番最初に思っていた気持ちがわかります。
これは本編にも入っていて欲しいなぁと思うぐらい個人的には良かったです。
いつまでも初々しいリノがたっぷりと見れて
幸せな気持ちになる小冊子でした♪

0

出会いの街にて

本品は『黒豹王の寵愛マーマレード』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、マウシリオ視点よりで2人がラナスルの街を訪れるお話です。

かつては馴染だったラナスルの街の中、月の広場が見えてくるとリノは
しみじみと懐かしさを感じます。リノと共にほぼ2年振りに訪れたマウリ
シオはリノと出会った日の事を昨日のように鮮明に覚えていますが、お
しのびで訪れるのはあれ以来初めてです。

目まぐるしい変化のあったこの2年近くは愛に満ちた穏やかな時期でもあ
り、マウリシオの父とリノの実父の親友が名前を付けてくれた双子は
すくすくと育ってくれています。

マウシリオは2人が足を止めている間にも大勢が吸い込まれている広場は
今や大人気の観光名所だと聞きましたが、噂通り賑わっているようです。

マウシリオはリノに「入ってみようか」と尋ねますが、リノはかつての
顔なじみがシスリア人を好きではない事を知っているので、マウシリオ
に嫌な事を言うかもと不安を口にします。

マウシリオは罵られても気になりません。帝国の人間が憎いと言われれ
ばあまりに組まれないように努力しなくてはと思うけれど、それだけな
です。しかし、リノが気づかれたらマウシリオが王だと気づかれるかも
と思い至ります。

それでもマウシリオはどうしても大切な出会いの場である月の広場を見
ておきたいと、人波に紛れるように寄り添いあって大勢の人と共に門を
くぐります。

しかし、あまり広くない古い広場は予想に反して果物や土産を広げる露
店はありませんでした。というよりも、店を広げられるような余裕もな
いほど、広場は人で埋め尽くされていたのです。

ここで出会ったのだ、とロマンチックな感慨に浸れる雰囲気ではありま
せん。しかもオレンジ色の旗を持った男に「恋の壁はあっちの奥だから、
立ち止まらないで! 列並んで!」と誘導されてしまいます。

もしかしなくてもマウシリオとリノの出会いに便乗した観光名所なので
は? と思っていると・・・

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)16頁のボリュームで、2人が出会
った街にお忍び出かけるお話です。

疑問はすぐに列の脇を歩いて壺を差し出す老婆のおかげで解消します。
王妃が見初められた場所に記念のタイルがあるようで、触れれば恋が成
就するという触れ込みのようです。

10分ほど中央の噴水を避けて蛇行していた列に合わせてのろのろと進む
と、リノが露店を広げていた近くの壁に、顔程の大きさの青いタイルが
はめ込まれ、「これが」とか「ここが」とか口々に言いながら人々が触
れていき、2人も一撫でして通り過ぎます。

人波を外れて小路にはいったリノは「あんなの絶対に効くわけないのに」
と呆れたように呟きますが、マウリシオはあれだけの人なら中には成就
する人だっているだろうし、自分達が祝福されて受け入れられている証
拠だと思えば悪いものではないと言います。

マウリシオはせっかくだから水飲み場とオレンジの樹があった小さい広
場に行きたいとリノに案内を頼みます。マウリシオは宮殿内では2人きり
になるのが難しいし、恋人期間が短かったから恋人同士のように出かけ
ようと思ってこの外出に誘ったようです。

出会いを邂逅しつつスープの美味しい店で食事をして、海鮮市場や行きそ
びれた問屋街も覗き、リノが以前働いていた食堂の前くると、春の日が暮
れかける時間になります。

マウリシオは宿の手配もしていて2人きりの夜を堪能する

・・・と言う幕引きまで2人がかつてラナスルの街で過ごした時間を振り返り
ながら愛しい相手と巡り合えた幸運と今の幸せを噛みしめるお話でした。

マウリシオは終始リノに夢中です。リノもあの日言えなかった気持ちを素
直に告げて2人はもう夫婦なのに、恋人同士みたいなラブラブ関係を楽しん
でいます♡

マウシリオ視点よりなので、リノが可愛くて仕方ない感じが溢れています。
2人の家族はもっと増えそうですね (^-^)

※特典(レビュー済)
フェア店特典は2人の新婚生活のお話、
アマゾン特典は子供達がオレンジを収穫するお話です。

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