はるのさくら
romance fuzen no bokutshi wa
攻め様である遠藤視点のお話です。
「俺のもの」と言われて顔を赤くしてる昴大を遠藤と一緒にかわいいやつめ、と思い、「寝技でうやむやにしてもらえるなんて、幸せ」なんて、なんてかわいいこと言っちゃってるのーーー昴大!!!と、遠藤と一緒にもだえました。
不器用で愛想なしなのは健在の遠藤でしたが、それでも昴大はとっても幸せそうでです。
遠藤視点だから、遠藤の言葉ではうまく伝えられない愛情も読み取れてよかったです。
こういう、攻め様の想いがよーーく伝わるお話、大好きです。
本品は『ロマンス不全の僕たちは』のフェア書店特典ペーパーです。
本編後、遠藤視点で2人が八代の結婚披露宴に出席するお話です。
2人は元の職場でお世話になった先輩・八代の結婚披露宴に招かれました。
八代の気遣いで、遠藤と馬の合わない安西とは別テーブルになっていまし
たが、昂大の隣の後輩が中座した好きに安西がちゃっかり居座った挙句に
来年自分が店長として移る店舗に昂大を勧誘し始めてしまいます。
「ド田舎の誰かさんのサロンより、よっぽど条件いいぞ?」と厭味ったら
しい口調の安西に、遠藤が思ったままに「すぐに沈みそうな泥船ですね」
等と返した事から険悪なムードになってしまいます。
昂大の気配りでなんとかめでたい席を台無しにすることは避けられました
が、帰り道の車中で遠藤は昂大に言葉を選べと説教されてしまい、遠藤は
不機嫌に舌打ちしてしまいます。
昂大は適当に受け流しておけばいいのにとも言いますが、遠藤には人のも
のに手を出そうとした安西が悪いとしか思えません。
それを聞いた昂大は・・・
A5版両面にて遠藤に披露宴での一悶着の反省を促すはずが、ラブいちゃな
展開になるという楽しいお話です♪
隣でもじもじと顔を赤らめていました。それでも遠藤があちこちと揉めない
で欲しいと業者と揉めた1件を持ちだしますが、遠藤に言わせればコストを
上げて利幅を増やアドバイス等、顧客の身になれば余計な事です。
昂大はそこは判っていますが、もっとその優しさを前に出そうと続けますが、
帰宅を急ぐ遠藤には知った事ではありません(笑)
実は遠藤は披露宴の最中からフォーマルスーツがよく似合う昂大を押し倒し
たくてたまらずにいたのですよ(爆笑)最初は抵抗していた昂大ですが、ソフ
ァでキス攻めにすると、すぐに骨抜きになり、礼服がダメになるほどがっり
と食べられてしまいます。
そんな遠藤にも昂大は怒るどころか「寝技でうやむやにしてもらえてめちゃ
幸せ」などと返してきて、昂大のお手軽さとそんな彼を可愛いと思う己の
お手軽さが悔しくてさらにもう1ラウンド挑む
・・・というどんだけラブラブなんだよ!? という読者のつっこみを期待してい
るとしか思えない甘々なSSでした。
つっこみ始めるとどこもかしこも怪しいので、ここは潔く「ご馳走様」と
お返しするのがお約束かな (^_-)
辞めた職場の先輩の八代の結婚式帰りの車中から始まります。
以前から合わなかった安西が中座した後輩の席にやって来て、自分が任される新店舗に昂大をスカウトしようとします。
嫌味に対して嫌味で応戦した遠藤と安西は一触即発の状態になり、昂大の仲介で八代のめでたい席を台無しにする事なく済みました。
適当に受け流せと言う昂大に、人のものに手を出そうとしたのが悪いと返す遠藤でした。もう昂大で無くても赤面してしまいます。
メーカーとのやり取りも言葉を選ばない為に、本当は優しいのに損をしていると昂大は気にかけていました。
遠藤のマンションに着くと八代から次は安西の栄転祝いで集まろうとメールが入ります。返事を返す前にエッチになだれ込む遠藤ですが、実は披露宴の最中から昂大のスーツと表情を乱したかったようです。
エッチ後に幸せそうな昂大に呆れつつ、そんな昂大を「かわいい…」と思う自分はもっとお手軽だと腹を立てもう1ラウンドに突入してラブラブな2人でした。