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てんてん
ore no renai flag ga tondemonaikotoninattemasu
恋人がカッコよすぎて困っています
本品は『俺の恋愛フラグがとんでもないことになってます!』の
コミコミオリジナル特典小冊子です。
本編直後、檀と恋人になった朝陽のある悩みについてのお話です。
怪我が治ったばかりの朝陽の様子が気になるといって、檀は月曜に
引き続き連チャンで店に来てくれます。仕事帰りのスーツ姿で店に
カウンターに腰掛けた檀と目が合い、笑いかけられた朝陽は、
激しい動悸に襲われます。
しかし動機は一瞬で仕事に気を向けたらすぐに収まりましたが、
カウンターの客が少なくなってきて、檀と軽く会話ができるように
なった頃、朝陽の動悸が復活します。
最初は頭を打った後遺症かと思いますが、動悸息切れ胸苦しさ、
それに付随する赤面は檀と対した時だけに起こるのです。記憶喪
失前なら鈍感だった朝陽も、今は異変の理由について考えるとい
う探求マインドをゲットしたため、自分が照れているのだと気づ
きます。
ひたすら手元に没頭することを心掛けつつ、昨日は普通に檀と過
ごしていたのに、朝陽はなぜいきなり自分がこんなに照れ始めた
のかを考えてみます。
恋の成就後もずっと一緒にいて甘々空気に浸りきっていた月曜日
は問題なかったのに、檀と離れて一晩たち、店の仕事をするとい
う理性の時間を挟んだ今日は頭の回路が切り替わってしまったの
か!?
檀を見送った際には躓いて、檀に思い切りダイブするなんて日常
茶飯事的なラッキースケベにもいつも以上に動揺してしまいます。
今までは朝陽が休みの時は朝陽の家で夕飯を食べていくというの
が普段の流れで、次に会うのは金曜日になります。それまでどう
にしかするしかありません。
しかし、檀に合わなくても檀が持ってきた卒業アルバムを見ても
心置きなくデレられただけで病は重くなった気がします。
そうして迎えた木曜日の帰り道、とぼとぼと公園のそばを通りか
かった朝陽の目に巨大きなこもちが飛び込んできます。可愛い
猫にはどんな弱みを見せてもいいような気がして、ボッスンに
悩みを打ち明けてみますが･･･
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)2段組12頁にて、檀と恋人
になって改めて恋人の魅力に気づいた朝陽が悩むお話になります♪
翌日、限りなく提示に近い時間で退社したと言う檀は6時過ぎには
朝陽の自宅にやってきます。食事の準備中はやるべきことを理由に
食事中はテレビのおかげでどうにか視線を合わせずに済みますが、
このままと言う訳にはいかないのは確かです。
檀に指摘されて噛み噛みな返事をしてしまった為に、さらに鋭く
つっこまれて朝陽は「恥ずかしくてしかたがない」から「慣れる
まで待って欲しい」と叫ぶ羽目になります。
しかしその返事さえも思い切り顔を背けてのものでは檀は納得する
はずもなく、いつになったら慣れてくれるのか、それまで朝陽の顔
が見られないのは嫌だと言われてしまうのです。
しかも朝陽はそもそも檀の顔を見慣れているはずなのだから、これ
からなれるというのはおかしい、むしろ見慣れている事を思い出し
て、エロい顔にも見慣れるためには見るのが1番と、檀に押し倒さ
れてしまうのですよ(笑)
結果、檀の荒療治が功を制し、朝陽はしみじみと恋人のイケメン面
を拝む
･･･という朝陽の悶々が楽しいお話でした♪
朝陽はテレテレすぎて檀を避けるという事態となりますが、その解
決法として檀がとった方法もかなり大胆というか、すごかったです。
そして朝日の悩みが解決したのはボッスン効果である事も確かな様
で、見事な二段オチを楽しませて頂きました (^O^)／
※他店舗特典(レビュー済)
フェア店特典は満員電車でのお話、
アマゾン特典は修学旅行のお話です。
動悸息切れの諸症状
本編終了後、両想いとなった後の2人。
朝陽視点の悩みと戸惑いのお話。
悩みと言いつつ、壮大な惚気というか…
どこのページをどうめくって見てもバカップルしかいませんでした。
本編にがお好きな方にはぜひ読んで頂きたい可愛らしい番外編です。
檀とべったり状態だった非日常とも言える濃密な時間を過ごした後の日常で、すっかりと理性を取り戻した朝陽。
料理人として勤務する店へ食事をしに顔を出してくれた檀がなんだか妙にかっこよくてときめいてしまう。
かっこよすぎて、顔を見ると気恥ずかしくてまともに見られない上に、もう動悸とときめきが止まらない！
想いを自覚してからの朝陽の「檀大好き病」が加速に加速を重ねていて、顔を合わせる度に恋する気持ちが爆発しているのが可愛い。
助けてボッスン！と、地域猫のボッスンにひたすら悩みを話し掛ける始末。
それは…危険なのでは……(本編内短編参照)
鼻に朝陽の判子が押されてしまったり、顎に照り焼きソースがついていたりと檀もよく分からないおかしな事になったりしているのですが(何故なんだ)
檀の顔の1部についた何かに視線を集中させれば冷静に見られる…なんて思っていると、非常に分かりやすい朝陽の様子を見た檀に「顔を見ないようにしているのはなぜだ？」と指摘されてしまう。
かっこよすぎるし好きすぎるしえっちな事まで思い出しちゃってドキドキするし照れ臭いの！と、盛大に可愛く煽る朝陽に「慣れるには実際に見るのが1番だ」とベッドに引っ張り込む檀。
いやあ…檀はむっつりスケベだと思っていたのですけれど、むっつりではなくねっとりスケベでしたね。
あれやこれやと言いくるめて、慣れるためにはイく時の顔を見合えば良いのだと視姦し合うカップルのわけの分からなさが笑える。
結果、慣れてまともに顔が見られるようになる朝陽の単純さにも笑ってしまう。
なんなんだこのカップル…妙な会話と行動の噛み合い方が面白すぎますね(笑)
長年の親友兼恋人のかっこよさと変態さを再確認した朝陽なのでした。
バカップルと化した2人が大変愉快な番外編です。
それにしても、於音子神社の神さまの力はすごかった。
