RoonyFriends
sayonara garasu no koigokoro
攻の副島視点。
本編の後、副島と夏季が同居し始めたことがわかります。
副島が強いている訳ではないのですが、夏季は家事も(もちろん料理も)全力で頑張っているようです。
そんな夏季の目下のお楽しみは、「ふんわりベアの農園づくり」という、副島が開発したゲーム。動物たちが農園を耕したり料理をして他の住人をディナーに招待できたりするもので、夏季はどハマりしています。ある日、副島が早く帰宅すると、夏季は今カルボナーラをつくっているところだと教えてくれるのですが、それは副島のためではなく、ゲームの中の話で…。
空腹でつい苛立ってしまう副島は、自分がプロデュースしたゲームのキャラクターに嫉妬する始末。ついにイライラが限界に達し、なんと夏季がプレイ中のゲーム機のコンセントを抜いて、早く俺に飯を作れと怒鳴ってしまいます。
おいおい、そりゃないだろ副島!最低だぞお前!!と全読者からツッコミが入るであろう展開ですが、言った瞬間副島は反省モードに。慌てて謝りますが後の祭り。夏季が無言で出したのは、冷やご飯と生卵。
あの料理好きの夏季にこれをされたら、とんでもないことをやらかした実感がますます湧いたことでしょう。でもご飯と卵を用意してくれるだけ、夏季は優しいと思う(笑)。
結局、副島が、データを元に戻して裏技も教えるからとなだめて、2人は仲直り。データの復元ができるとは、さすが開発者ですね。
夏季が本物のカルボナーラをつくり始め、副島はデータをいじり始めるのですが、そこで一匹、やたら主人公と仲の良いキャラクターがいることに気付きます。さらにそのキャラクターだけ名前が「たか」に変更されていて…。
良かったね、副島(笑)。
そしてゲーム開発者にしかできない方法で、未来の夏季にプレゼントを仕込むのでした。
これはちょっと夏季がうらやましい。持つべきものはゲーム開発者の恋人ですね(笑)。