「涙なしには読めない」という表題作は、女郎に拾われた少年・清人の生涯を描く物語。廓専属の医師に恋心を抱くものの、時代も身分もそれを許してはくれません。巻末に収録されたその後のストーリーでは、再び恋と別れを経験した清人。ハッピーエンドとは言い切れませんが、何が幸せなのかを思わず考えさせられる作品です。
『月影』→『逃げ水』間のカオスなサンドイッチが、本の作り自体がツライ部門なんだろうか大丈夫だろうか…と本人は反省も感じているコミックスではありますがこの度はありがとうございました。このコミックスは竹書房さんの厚意で4年かけて出していただきました。その間、色々あがいて書かせていただけました事を本当に感謝しております。
『逃げ水』では歴史や背景を調べる作業中私自体もダメージを受けてしまいずいぶん息苦しかった事を覚えております。
未熟な所を読んで下さった方の厚意でこのような機会をいただけた気がしています。本当にありがとうございます。
ですが今度はその厚意に甘えるだけでなく、これからも勉強しながら書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
そして、ええと本当に売れていません。本当に!!!! よかったらぜひこの機会に…!
遙かなる大正浪漫
この一生が幸か不幸かだったかなんて愚問になるくらいに、人生とは甘く切ないものだなって思った。
mikipyさん
一人の男の人生が詰まった一冊でした。
読み終えると、切なさだけが残りました。
58soulさん
ストーリーの重さが時系列トリックで際立って、心に染み付く作品でした。
匿名さん
愛一個人不是為了他而死 而是為了他而繼續勇敢的活下去
(人を愛することは、その人のために死にいくのではなく、強く生きていくことです)
tomappさん
息ができないくらいの切なさ
SHOOWAさんの描かれる悲恋モノは、ストーリーもキャラ設定も時代もホンモノすぎて、読んでいて心が鷲掴みされました。
EPりりぃさん
切なすぎて辛かった…
テンションの違う話が盛りだくさんで、心拍も急上昇と加工を繰り返したけど。
総じてやっぱり切なくて辛かった…
まおさん
表題作「月影」はここ数年で最も胸が苦しくなりました。
匿名さん
やばいです。
この作品は絶対、一生忘れられないだろう。
涙は勝手に溢れるんです。
欽鹿さん
辛い、せつないです。
自分の置かれた立場と運命を受け入れる主人公にただただ涙。
愛していてもどうにもならないこともある。
人の人生とはいろいろ・・・と考える作品でした。
高律さん
SHOOWA先生の絶妙なタッチで絵描かれている切ないシーンの顔がもう胸を締め付けて涙がホロリと流れてきました。
台詞が無くても気持ちが伝わるって凄いことだなぁ…って寒気がした作品でした。
ナギサさん
SHOOWAという作家
タイトルの代表作がせつないです。この先生の時代物ははじめて読みましたが、とっても風情がありますね。本当に当時ならこんな悲しいロマンスもあったのじゃないかな、と思わせる作品でした。
mattunobuさん
まだ、SHOOWA先生の作品を読んだことがないときに、雑誌で、清人が廓にいるときの話を読んで泣いてしまいました。人生って思い通りにならないことばかりだけど、それでも続いていくものだということを再認識させられました。
サトシさん
いつも面白&ギャグ要素満載のSHOOWAさんが、こういうお話を描かれると、右に出るものはないと思います。この【月影】は、最後に収録された書き下ろしがあって初めて1つのお話だと思います。
りりぃ130315さん
愛とはなにか、幸せとはなにかを考えさせる作品です。愛する人の死と別れの痛みを描き、主人公と共に人生の旅を歩いているような物語。最後にやっと家族と幸福を手に入れた主人公を見て思わず涙が出てしまう。今年一番の感動作です。
sakurahxqさん
表題作の『月影』・『逃げ水』、大っ好きです!!大好きすぎて、うまくレビューが書けなかったのが悔しい…。BEST攻・受に、先生と清人を入れて欲しかったなぁ。
roseーlilyさん
古きよき時代、しかし同時に、なにをするにも枷が多い封建的な時代。そんな時代がドラマチックな恋愛を演出するとは皮肉なもの。10代、そして40代以上から強い支持を受け見事ヒットしました。
この度はご投票ありがとうございます。
連載のお話をいただいた時「好きなもので」と言っていただき、玉響は本当に自由に好きなものを描かせていただきました。
終わってみると、もっと描いてあげたかったこともありますが、色々とご感想をいただくことも多く自分にとっても思い入れのある作品になりました。
今作で感じたことを、今後生かしていけるよう精進して参ります。
ありがとうございました。
いつも時代は味方しないけど
読んでいて心臓がじくじくしました
meroさん
すごく心が痛んだ作品でした;;大正モノって泣けるの多いので好きです。
藍華918さん
大河ドラマを観たような気持ちになります。
薄幸な受がたまらない!
時代を感じる素敵な話です。
メグヤン。さん
時代物のBLは敬遠していましたが、これを読んで覚醒。切ない、いつの時代も『好き』って事に性差など不用、邪魔なだけである事を感じさせられた。
匿名さん
こういう作品が読みたかった!BLには珍しく生涯を全うし、その後まで描いて話しが終了。あそこまで描かれたからこそ、省かれた歳月を想像し余計に切なくなった。どうもBLは裸色ページが多い作品の売り上げが目立つ傾向に見え、世間的にも誤解されている気がするのですが、大人になるとエロよりこういう作品が読みたいんです!と声を大にして言いたくなる作品。
匿名さん
最後のページ 止まる指先
ハッピーエンドのはずなのに凄い切ない気分にさせられました。表紙を見ただけで心が痛みます。
ふゆきさん
この作品は過程がつらいですが最後には思いは通じ合いますし、体を重ねることも出来ます。一番印象的だったのは受けの「きっとこのまま死ねば、俺の人生は何だったのだろうと思う。」とても心動かされました。確かにそうだなあ‥と。それが彼にとっては一大決心でしたが、良かったと思います。同人誌で続きも読めるようですし、彼らの最後のページになるまでの空白の時間を読みたいですね。
匿名さん
這是2014年歷讓我感覺看了最令人難忘的作品 ,我是因為老師的玉響才認識的老師。
(2014年の中で最も忘れることの出来ない作品です。「玉響」でゆき林檎先生を知ることができました。)
onijiaさん
想いばかり募らせている2人。
時間の流れが、痛いほど早くて、最後まで胸を締めつけられます。その分、言葉と体を合わせた瞬間は、二人しか存在しない、静かな刹那。
何度も読み返してます。大好きな作品です。
keikazamaさん
浮気、モブレ、常識外れの執着…恋人・秋沢の繰り出す仕打ちに、それを受けた楠田でなくても恐怖と怒りで愕然とした皆さんが大多数だったはず。秋沢はちるちる<第1回下衆キャラアワード>で堂々の初代チャンピオンに輝き、また1つBLの歴史に「木原音瀬」の名前が刻まれたのでした。
つらいBL部門・小説部門に投票していただき、ありがとうございます。
作者ながら、受は攻がコミュニケーションとりづらい相手で大変だっただろうなと。
この話は受が辛い……と同時にド級クズな攻の話なので、クズ具合を罵りつつ読んでもらえたのだろうなと思っています。
木原キャラ史上最悪のモンスター
木原さん史上でも一番ヤバいモンスターを見た気がします。いつ幸せになるんだろう、そもそも幸せってなんだっけと恐る恐るページをめくりました。
匿名さん
読み切った自分が偉いと思いました。
あおいしましまさん
つらい話が好きなのか、この部門にノミネートされている作品を一番多く読んでいました。
読後、辛すぎて元気なくなりました。
ベンハーさん
ひどい…ひどすぎるよ、でも止まらない
久々のコールドシリーズ!!!とかなり意気込んで読みましたが、やはりぐったり…。Tokyoからの流れで読むと涙が止まりません。なのになんでこんなに世界観に浸れるのか。自分を死んだことにしてまで逃げなきゃならない現実。木原パワー…。
攻めの秋沢はホントにホントにクズ。だけどどこか憎みきれない。気づけば自分も受けの楠田に感情移入してたのかも。
ぐりりんさん
虐得哭瞎了。。。。比东京篇虐得残暴多了。。。
(涙で何も見えなくなるほど酷いよ…東京編に比べて酷いにもほどがあるよ…)
匿名さん
つらい。つらいすぎる。
読みながら胸が苦しくになる
もう最後は涙が全然止めませんでした
ある意味でひどい作品です。でも、すごくよかった
りるるんさん
ツラいというかキツいというか…。
楠田が常識人だから、反対の事を思っていても大人な対応は当然だし
人生狂わされた秋沢にも当然の報いだとも感じましたが
しばらくどよーんとする気持ちを引きずってしまいます。
ただ、私は酷い攻めは好みではないのに、最後まで読ませてしまう筆力は流石だな!!と思いました。
最後はボロボロ泣いてしまいました。
東雲月虹さん