01/29 安寧先生インタビュー 嘘つきな秀才先輩×臆病な後輩が奏でるラブストーリー♥ コミックス『その心臓に染まるまで』
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2024/01/24 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3562回
りんこ 三原しらゆき/幻冬舎コミックス/バーズコミックス ルチルコレクション
コミックス『シャンパンタワーの向こう側 1』1月24日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
ホストクラブ「ヘブン」の新店オープンのため、大阪から歌舞伎町へとやってきたNo.1ホストの煌夜(こうや)。人々が行き交うこの街でひときわ”きらめき”を放つホストが目に映ったその瞬間、煌夜は息ができないほどの衝撃を覚える。そのホストが「リューズ」のNo.1ホスト・優雅(ゆうが)だと知った煌夜は客としてリューズに通い始め、逢瀬を重ねる度に着実に距離を縮めてゆく二人。しかし穏やかな時間も束の間、「俺のことは止めといたほうがいい」と突き放す優雅には、煌夜を手放しで愛することのできない事情があるようで……?
――作品紹介をお願いします
りんこ すみません、粗筋が苦手なので担当さんに一任します……!
担当 煌びやかな夜の世界が舞台の、No.1ホスト×No.1ホストのお話です。
数多の人々が行き交う歌舞伎町で、煌夜の目に映り込むひときわきらめきを纏うホスト、優雅。二人は逢瀬を重ね心の繋がりを深めていきますが、優雅が煌夜を突き放したことをきっかけに、優雅の過去や葛藤、知られざる関係を煌夜は知ることになります。
さて、二人の行く末は……。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
りんこ 元ヤリチンかつ元ビッチな美人攻×元ヤリチンクズな男前受です!!!!
私の「癖(へき)」が詰め込まれた攻受です!!!!!
三原 まつ毛攻とM字オールバック受。
――当て馬や重要な脇役は?
りんこ 紫音くん&亜威ちゃん……と言いたいところなんですが、意外に重要だったのは煌夜くんの姫(ホストクラブにおける「お客様」)かつエース(姫の中でも一番の太客)であるリリィさんが、重要かつ描いてて盛り上がっていた脇役でした。
三原 リリィさんと煌夜くんの取り巻きがお気に入りです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
りんこ 2023年現在のホストクラブは、私を含めた腐女子が大好きな「古き良きホストクラブ」ではないようで、正直現実との整合性をどの辺で取るかというのが、設定を決める上で難しかったです。お店やホストの空気感は古き良きホストクラブのまま、飲み物(お酒など)やモブの姫の服装などにこだわりを見せることで、リアリティを頑張って出しました。
三原 優雅がオールバックでも可愛く見えるように。そしてグラス頑張ったのでそこもぜひ。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
りんこ ホストクラブの外観、内装、お酒の3Dを作ったり調整したりしていたら、熱中しすぎたらしくて39度近い高熱を出しました。(複数の感染症の検査で陰性だったため、恐らく疲労が蓄積された結果かと……)
三原 とにかくボトルとグラスが……むしろシーンによってはある意味主役なので、大変ながらも楽しく描き込みました。
――今作にまつわる裏話はありますか?
りんこ テーマソングは、かなり古いですが布施明さん版の『マイ・ウェイ』です。
三原 キャラデザの段階で煌夜が思ったようなイケメンに表現できず、難産でした。
りんこ 早くえっちなシーンが描きたくて描きたくて、3話目のネームからずっと念仏のように「何でこの2人はまだしてないの?」と唱え続けて、ゆきちゃん(三原しらゆき先生)と近藤旭先生(『パパ×パパ~αとΩで夫夫やってます~』でお馴染みのBL漫画家さん)に、作業通話中ずっと大迷惑をかけたことです。
三原 諸事情により2度描くことになったカバー。でも2枚目に描いたほうがとてもいい感じだったので、結果万々歳かと。
――今、何かハマっていることは?
りんこ 自キャラによる「概念の箱」作り。
三原 ゆっくり解説動画を漁ってます(作業のお供に)。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
りんこ やれること以上のことをやり切ったので、今は澄み渡っております。
三原 ちょっと気が抜けております……。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
りんこ お手に取って下さる方にとって、読み返したくなる1冊になることを祈っております。
三原 お手に取ってくださった方が、楽しんで読んでいただけましたら幸いです。
担当編集より
りんこ先生より生み出される美しくドラマチックな物語に、確かな画力で命を吹き込まれる三原しらゆき先生。素晴らしいパートナーシップでいらっしゃる【りんこ+三原しらゆき】先生の新作「シャンパンタワーの向こう側①」は煌びやかな夜の世界が舞台です。
ギラギラバチバチ……かと思いきや、物語の奥底を流れ続けるのは相手を思うひたむきな愛情。個性豊かな登場人物それぞれの思いの交錯をお楽しみいただけましたらと思います。
コミックスには描き下ろしを<圧巻の大ボリューム‼>で収録しています。
「初めての♡♡♡」を描き下ろしタイトルに、執筆中の思い出に残る日常エピソードの回答のりんこ先生の思いを存分に込めていただきました。
【りんこ+三原しらゆき】先生の『シャンパンタワーの向こう側1』
どうぞご注目ください。
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詳細は幻冬舎コミックス『シャンパンタワーの向こう側1』特典情報をご確認くださいませ。
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(C)RINKO+MIHARA SHIRAYUKI/幻冬舎コミックス
コメント1
匿名1番さん(1/1)
とても面白い!早く2巻の続きが読みたいです。