アンソロジー『不憫BL』（リブレ出版）9月30日発売
カワイソウだからこそ愛おしい。そんな、複雑な感情で萌えられる作品を収録したアンソロジー『不憫BL』が発売中！ このたびは執筆陣の中から、雲田はるこ先生にご登場いただきました。雲田先生が描くのは、人気作『いとしの猫っ毛』スピンオフ！ ヤンチャな今どき男子ゲイ校生×優しい高校教師のカップルです！ それでは「801 AUTHORS 108」205回目のゲスト、雲田はるこ先生どうぞ！

Q1. 『不憫BL』に掲載されました最新作の紹介をお願いします！
今の連載作『いとしの猫っ毛』の脇キャラであるハルくんと北原さんのちょっと昔の話です。
彼らは元々同じ学校で先生と生徒だったのですが、その辺りを描きました。
いわゆるスピンオフ読切りですが、連載とは隔離されてまして、単品でもお読み頂けます。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか？
攻めのハルくんはわがままで俺様で強引で、なんだけど見た目と行動のかわいさで全て許してもらう子です。
傍若無人にしててもなんだか不思議と人に好かれる子、を目指しました。
受けの北原さんはそんなハルくんをふところでっかく受け止めてくれる人。
ハルくんのお世話が自分の喜びに変わる人、を目指しました。
傍から見たら二人の関係は破綻してるけど、本人らが幸せなら良いのです。

Q3. 今作のこだわりポイントは？
『いとしの猫っ毛』本編とつじつまが合いつつ、さらに『不憫BL』というテーマに添えるように意識しました。
あと、夏っぽい話を描きたかったので、夏っぽさ。

Q4. 今作を執筆中に先生の日常で起こったエピソードなど教えてください！
その前に一週間も旅行に行ってしまったので、その帳尻合わせをするので必死でした！

Q5. ちるちるユーザーにメッセージをお願いいたします！
このページを読んで下さってありがとうございます。
『不憫BL』はテーマのあるアンソロジーで、久々のテーマありだったので、とても楽しかったです。
他の先生の作品もとっても楽しみですよね～＼(^o^)／

今回の漫画でハルくんと北原さん、お二人を気に入って頂けたら、『いとしの猫っ毛』本編にもちょくちょく出て来るので、そちらも読んでみてください。
お楽しみ頂けると幸いです。

担当編集からのコメント
魅力的な絵柄と、コミカルな中にも切なく優しく強い登場人物を描く雲田はるこ先生。
『いとしの猫っ毛』は、雲田先生の漫画の魅力が凝縮された作品です。
主役のみいくんと恵ちゃんという幼なじみで恋人の２人が過ごす、ほのぼの日常が愛おしい、ねこっけシリーズをぜひご覧くださいませ！

(c)雲田はるこ／Libre Publishing