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 三崎汐先生 インタビュー

2013/07/26 17:03

コミックス『はるのうららの』(茜新社)7月26日発売
本日7月26日に初コミックス『はるのうららの』をリリースの三崎汐先生。アンソロジー『OPERA』で2012年春にスタートした連載がまとまり、茜新社「EDGE COMIX」からデビューです! それでは「801 AUTHORS 108」164回目のゲスト、三崎汐先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
一番の友達だと思っていた子に友達以上の感情を抱いてるかもしれない、抱かれてるかもしれない、という事に戸惑い受け入れられないけど抑えきれない、と葛藤する中学生の話です。

おおまかにいってしまえば子供が少しだけ大人になるという類のものです。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
大人の言うことをよく聞いて生真面目だけど融通のきかない子供らしい子(ぼっち体質)と同級生より精神年齢高そうに見えるけどやっぱりまだまだ子供な子です。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
小学生でもなく高校生でもなくあくまで中学生というところを意識しました。大人みたいな子がいたり小学生のままの子がいたりそういう子達が影響しあって成長していくイメージです。

あと主人公春希の甘やかされて育った末っ子感も出るように心がけました。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
連載に向けて最初に提出したネームがわりと陰気なかんじで、新人の初連載で描くには少し暗すぎるのではという意見を担当さんに頂いて、なるほどな~と思い、じゃあ一転して中学生の爽やかでホワホワ系のトーンが乱舞するような恋愛ストーリーにしよう! とこの話をつくりはじめたのですが気づけばべた塗り多めのもやもやっとしたものになっていて、自分の根暗説に信憑性が増しました。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
やはり初コミックスという事で最近までは発売の事を考えるとそわそわしてなぜか洗顔しまくったりしていたのですが数日前から冷蔵庫から怪音がしはじめて今は冷蔵庫が気になって仕方ありません…。
ある意味助かりました。

でもこれに回答させて頂いているとまた動悸がしてきました!

Q6.ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして、三崎汐と申します。
 
二人の男子中学生が思春期らしく悩んだり苦しんだり喜んだりする話です。
興味あるかも! という方はお手にとって頂けると幸いです!
宜しくお願いします。

編集部からのコメント
三崎先生は持ち込みにいらっしゃっての出会いなのですが、今でもその時のことを鮮明に覚えています。
16ページの濃密で、過不足のいっさい無い完璧な作品。衝撃でした…。
まぁ、この投稿作は幻冬舎・ルチル様にもってかれたんですけどね!!!
『やさしいやちよ』という作品です(他社CM・笑)
それから何本かの短編を経て出来上がったのが今作『はるのうららの』です。
短編が素晴らしい三崎先生ですので、連載作はどうなるかな? と思いましたが、まったくの杞憂でした。
長尺のお話も間違いなく面白いです。
少しヘビーな部分もありますが、最後には絶対にハッピーエンドなりますので、カタルシスを得たい読者さんは、是非読んでみてください!

(c)三崎汐/茜新社

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