01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2018/09/19 19:31
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1749回
SILVA/祥伝社/ボーイズDUOセレクション
コミックス『劣情PARADOX 番犬は夜、牙をむく』9月25日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
情報屋を営む桐谷星児の次なる標的は、「とある特殊な情報」を抱える大物政治家の敏腕秘書・矢野博己。依頼された情報を引き出すため、桐谷は矢野にセフレとして接近することに成功する。欲望だけの肉体関係を重ねていく中で、桐谷は矢野の心に誰か特別な人がいることに気づき、嫉妬を募らせはじめる。一方の矢野も、桐谷には言えない秘密を抱えながらも次第に桐谷への想いを抑えられなくなっていって……?
――作品紹介をお願いします
情報屋(攻)が、任務遂行のためのターゲットとして接近した、政治家秘書(受)にズブズブとハマってゆくサスペンス風のシリアスストーリーです。
しぶとくしたたかな、デキる男達が、愛によって愚かになってゆく感じがとても好きなので、そういった味わいを意識しながら、ストーリー重視かつエロ重視のドラマを目指しながら。
性欲の強い二人がガツガツ身体を重ね、互いの存在を沁み込ませてゆくことで、新しい絆が芽生えて風向きが変わり始め……。
コンセプトは「真実はベッドで暴かれる」です。ドロドロしていそうですが、じつは純愛です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
「対等」そして二人揃って「絶倫」です。
攻のセイジ(桐谷星児/30歳)は裏組織に身を置く情報屋。クールで余裕があり、どこか飄々としていますが、惚れた相手には一途で熱く、厳しく甘いセックスを好みます。
受のヒロ(矢野博己/28歳)は淫乱ドMな野心家。エリート教育を受け政治家秘書になった男ですが、複雑な事情を抱えているため、アンバランスで危うい面あり。魔性タイプかもしれません。
――当て馬や重要な脇役は?
議員秘書の増田です。ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、この物語にはなくてはならないとても重要な存在です。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
全てです! が、特にこだわったのは「わかりやすさ」です。
いくらでも掘り下げて広げたくなるような美味しいテーマですが、最初から完結話数が決まっていましたので、スカッと潔く決着がつくよう、期待をもたせてしまうような余分なフラグ立ては控え、エピソードをバサバサ削りました。
あとは台詞やモノローグに頼りすぎず、絵の芝居で伝えられるよう努めました。眉毛のライン一つにも神経を使って丁寧に描いたと思います。
それから、こだわりとは少し違うかもしれませんが、描きたいのは男同士の恋愛ドラマなので、サスペンス要素はあくまでそれを美味しくいただくためのスパイスと留め、傾倒しすぎないよう心がけました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
自分より賢いキャラは描けないというところでだいぶ苦労しました(苦笑) お勉強や様々な知識経験を積むことの大切さを漫画家になって痛感する日々です。
楽しかったのは裸体描画です! むしゃぶりつきたくなるような美味しそうな肉感やエロいラインが出せるようにと、性癖全開でこだわりました! たくさん裸体を描いたので、ぜひご賞味ください。
――今作にまつわる裏話はありますか?
今作に限らずですが、キャラクターを作り込みます。
生まれてからどのように育ち、何を考え、食べ、どう生きてきた結果今に至っているのかというバックグラウンドを考えるのが好きで、それが固まってゆくとキャラがどんどん動いてくれます。
作中で直接触れる機会がなくても、にじみ出るものだと思っています。
2話で碁を打つシーンがあるのですが、二人にとって唯一の共通点でありつつ、相手の人間性を探る手段にもなる大事なシーンだと思っているので、ボツにならなくて嬉しかったです。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
すでに完治し健康を取り戻しているのでご心配には及びませんが、長らく患っていた持病の手術入院をしました。
大きな手術でしたので、術前治療期も含め、漫画執筆を続けながら行うのはなかなか大変でしたが、人生観やこの先の創作活動にも確実に影響をもたらす経験だったと思います。
69ロッキュー編集部さんや編集プロダクションさんのご理解ご協力と、応援してくださる方々が大きな心の支えになってくださっていたお陰で手術に臨めましたので、感謝が尽きません。
――今、何かハマっていることは?
ポケ森です。仕事の合間に気楽に遊べるので、ちいさきものたちに癒やされています。あとこれから筋トレにハマりたいです。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
ひたすら嬉しく、感謝でいっぱいです。
電子連載中からご購読、応援くださったみなさんや、紙書籍化希望のリクエストを届けてくださったみなさん、作品作りに関わってくださった方々に最大限の感謝を捧げます。
そして、この本を手にとってくださるすべての方に、一コマ一要素でも多く、ご満足いただけますようにと祈る気持ちです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
インタビューを読んでくださってありがとうございました。
たくさんの方に支えていただき、4冊目の紙版コミックスを出させていただくことが叶いました。
自著作品の中では最もシリアスな一冊ですが、あまあまが大好きな私らしさも垣間見ていただけると思います。
この機会に『劣情PARADOX 番犬は夜、牙をむく』をたくさんの方に知っていただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
担当編集:ボーイズDuO編集部より
前作『センチメンタル・ロデオ』に続くSILVA先生のコミックス第2弾は、「情報屋」と「標的」という敵味方同士なのに惹かれ合ってしまう男たちを描いた、大人のラブストーリーです。
情報屋を営む桐谷星児(セイジ)の次なる標的は、美貌の敏腕政治家秘書の矢野博己(ヒロ)。
依頼された情報を引き出すため、セイジはヒロにセフレとして接近することに成功するのですが、何度も肉体関係を重ねていく中で、セイジはヒロに「何か大きな秘密」があることに気づきます。その秘密とは……?
互いの正体に疑いを抱きながらも、それでも相手を求めることを止められなくなっていく二人。
激しい欲望と恋慕に焼かれ、苦悩し悶える二人の美しい姿も見どころです。
陰謀と純愛が交差する繊細な世界観を美しいタッチで描いた意欲作、ぜひご覧ください!
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(C)SILVA 2018
コメント2
匿名2番さん(1/1)
なんか、赤安っぽいな〜
匿名1番さん(1/1)
電子も買ってますが紙媒体も購入します!!