01/19 奥田枠先生インタビュー 俺様支配者×気弱なルームメイト♥攻めの死から始まるサスペンスBL!!コミックス『Kの支配者』
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2018/08/25 17:58
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1724回
西本ろう/プランタン出版/Cannaコミックス
コミックス『トワイライト』8月28日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
「俺の為にセックス覚えたんだろ?」
家にも学校にも居場所がなく、いつも一人で過ごしている高校生の陽平。そんな時、同級生でサッカー部エース・稜と出会い、二人は次第に惹かれ合うが…。ある事件を機に、二人の関係は大きく変化してしまう事に。それは、数年に及ぶ歪んだ純愛の始まりだった――。“家事、送り迎え、そしてセックス。稜の望む事は何だってする――すべては、稜と一緒にいるため”
――作品紹介をお願いします
性格も過ごしてきた環境も正反対の攻・稜と受・陽平は高校時代お互いに惹かれ合いますが、ある事件をきっかけに二人の関係が大きく変わってしまいます。
長年にわたって歪な関係になってまった稜と陽平、お互いを大事なのにすれ違ってしまう二人の純愛を描いたお話になります。
“共依存”“すれ違い”というワードを軸にこのお話を描きました。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻の稜は高校時代はサッカー部のエースで自尊心が強く、なんでも要領よくこなし友達も多い、特に大きな失敗もなく生きてきた人です。光属性の俺様タイプ。
一方受の陽平は地味で人と付き合うのが苦手、いつもひとりで過ごしているようなおとなしい子です。ピュアで健気。
――当て馬や重要な脇役は?
当て馬枠としておいたのが稜のホスト仲間、“涼”です。重要な脇役は二人の高校時代の先生、“健ちゃん”です。
担当さんが涼のことを攻の稜よりも気に入ってくださっていたのが面白かったです。(稜主人公なのに…!とツッコミを入れたのもいい思い出)
ちなみに本編では名前こそ出てませんが4話に1コマだけ稜の“叔父さん”が登場してたりします。
――今作のこだわりははどのあたりでしょう?
高校時代から大人へ移り変わるところです。始めと中間~後半で作品のカラーをガラリと変化させたのは自分なりの挑戦でもあり、こだわりのひとつです。
また、攻の稜自身にもこだわりました。なんでも上手くこなす人が挫折し、そこから這い上がる瞬間はどうしても描きたかった。
人間くさいキャラが個人的に萌えなんだと思います。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
二人の関係の中で物語としてピックアップした期間が長期にわたることから、決まったページ数の中でお互いの心情をどこまで丁寧に描けるかが課題のひとつでした。なんとか最後までたどり着くことができたので一安心です。本当に最後までページ数と戦った思い出…。
楽しかったのはウブな陽平のベッドシーンです。「ピュアさが残るように、でもエロく…」をモットーに描かせていただきました。
――今作にまつわる裏話はありますか?
“共依存”と“二人の間に起こりうる問題”の部分は最初から変わっていませんが、当初の二人は大人設定で、陽平がもう少し物事をはっきりと発言する子でした。
また涼に関してもう少し当て馬な部分を描こうと思いましたが、割愛させていただきました。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
連載中に甥っ子ができまして、家が近所なので原稿中に姉が赤ちゃんを連れて遊びにくることもしばしば…。身内の欲目ですがとても可愛い。もうすぐ歩きそうです。
――今、何かハマっていることは?
この一年ほど何もできていなかったので、気分転換と体力づくりの為に何か運動を始めたいと思っています。
今はチラシに入っていたキックボクシングかボルダリングを考え中。
有言実行したいことのひとつです。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
趣味で同人活動をさせていただいていた時に、担当さんにお声がけいただきました。
BLが好きですし、絵を描くことが好きだったのでこれもご縁だと思い、この世界に飛び込みました。怒られそうですが実は連載直前まで詐欺にあっているのでは…? と思っていました。
大変なことも沢山ありますが、日々得るものも多くとても楽しいので本当に感謝しています。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
まだ実感できていないのが本当のところですが、連載中にくださったお手紙を読んだりいろんな形で応援してくださった皆様の言葉を思い返すと、描いて良かったなと嬉しい気持ちが溢れ出てきます。
今はこの本に携わってくださった皆様に感謝するとともに、ひとりでも多くの方に読んでいただきたい気持ちでいっぱいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
全てが初めて尽くしです。
頑張った点、至らない点…などあげればキリがないですが、漫画の描き方から色んなことを一から学んで、担当さんと二人三脚で作り上げた作品です。
とても思入れのある一冊となりました。ぜひお手に取っていただけると幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします!
とらのあな特典(一部店舗を除く)
・とらのあな限定4pリーフレット
コミコミスタジオ特典
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書店共通特典
・共通ペーパー
※配布店はこちらをご覧ください。
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(C)西本ろう/プランタン出版
コメント7
匿名5番さん(1/1)
表紙絵と書店別特典を見て予約していたのですが、中身を見ても面白そうですね~。発売日楽しみ!
匿名4番さん(1/1)
絵柄はリアルタッチなので好き嫌い分かれそうですが本誌で読んでいて面白かったです。
匿名3番さん(2/2)
紫陽花の花言葉は『辛抱強い愛情』
この作品の世界観がまさにコレかと・・・! 好きすぎる!!
(匿名3番 追記です)
たにさん
気になる〜!
匿名3番さん(1/2)
大推薦です!!
連載中はとにかく 始終ゾクゾクしていて 連載が終わった今も囚われています・・・!
好きな絵柄だからか、作品から受け取る熱量が半端なかった。
受のピュアさの萌えと 攻めの挫折からの立ち上がりの鳥肌立つカッコ良さ!
(私を揺さぶり続けた作品でしたので、初めてコメント書きました。)
匿名2番さん(1/1)
劇画ちっく
匿名1番さん(1/1)
なんだかソワソワする絵柄