Q1. 作品に込めた思いはうまく読者に伝わったでしょうか?
頂いたシナリオを読んで感じた、切ないところやキュンとするところ、楽しいところを損なわないように、私はネームの段階で自分らしいところを追加できればよいな、と連載中は無我夢中で作業していましたので、送っていただいたユーザーさんのコメントを拝見して、出来上がったものを読んでこのように感じて下さったのだなあと、どのお言葉も大変嬉しく拝読させて頂きました。
Q2. 2013年度の活動について聞かせてください
漫画についてはもともとゆっくりだったのがまたもう少しゆっくりペースになってしまうかなと思いますが、挿絵ではコンスタントにお目にかかれるかなと思いますので、お見かけいただけましたらどうぞよろしくお願い致します。
『キャッスルマンゴー 2』を沢山の方に応援していただけて、とても嬉しいです。
原作の話の進め方など、色々と悩んだこともありましたが、最終的に小椋ムク先生がとてもうまく丁寧に纏めてくださいました。
小椋先生が原作を大事にしてくださったので、お話を作る方としては、迷いながらも安心できたお仕事でした。
原作のみシナリオ形式で書く作品は初めてでしたが、色々と変わった経験をさせてもらえた思い出深い作品です。
改めて小椋先生と読者の方に感謝します。
■編集部からのコメント
素晴らしい原作を提供してくださった木原先生、初めての原作付き漫画に四苦八苦しつつも、連載を毎号頑張ってくださった小椋先生、そしてこのシリーズを愛して下さる読者さんに支えられて堂々完結でき、素敵な賞も受賞できました!
改めて皆さんに心からお礼を申し上げたいです。心から、ありがとうございました!
一巻から時間があいての発売で、しかもその発売日もどんどん延びたわけですが、焦らされまくって読んだ二巻でしたが、本当に最高でした。待った甲斐あったなと思いました。ムク先生の絵が登場人物たちの細かい心模様なんかを丁寧に描写していて素晴らしかったです。終わり方もとっても綺麗で、あの二人が結ばれて本当に良かったです。小説『リバーズエンド』も合わせて見ていたので、特に十亀には幸せになってほしいと思っていたし、あの二人は結ばれて欲しいと思っていたので、良かったです。小説と連動してついていたおまけもとても良かったです。『キャッスルマンゴー』本編ではエッチなシーンはあまりなかったので(笑)。これからも十亀と万が幸せに寄り添っていることを願っています。
匿名さん
木原先生のストーリー構成のおかげで、最後までドキドキしながら読めました。それもさることながら、小椋先生が、中年男性、おじいさん、女性等を見事に描かれていたという画力の高さが好きです。
御影さん
ぼろぼろ泣きました。二人が再会したあと、万君を追いかけて十亀さんが抱き締めるまでの数頁、台詞がほとんどないのにすごく訴えるものがあって、一番印象に残っています。
蓮華さん
すれ違いがもどかしくて、ドキドキしました…! エロが全然無いのに、大満足…!
泉さん
大好き。ほんと大好き。大好きな二人のタッグがたまらなく好きな作品でした。
悠吏さん
2012年、「おもしろかった」と感じた作品はほかにもあったが、一番心に残っているのはこの作品。この二人なら、今後どんな困難も乗り越えていけると思える。
くじらっこさん
全体的に見ると、恋愛的要素というか、恋愛的絡みが少なく、シリアスが強く出て、冷めた感じの印象もありました。けど、それで寧ろ後半の2人の甘い空気が浮きだったな、と思います。絵は勿論好みでしたが、少し捻くれた男2人の話が、自分的にはすごく大好きです。
紅華水婁さん
こういうホテル(外観)、昔、ありましたね。内容は、万に感情移入してボロ泣きでした。幼い弟への嫉妬心、大人(親戚)への反抗心、好きな人へ嘘の後ろめたさ、等々…。家族テーマものはかなりツボです。
roseーlilyさん
厚さたっぷりでしっかりと完結。万の粘り倒しているときは、「よくやった」と親戚のおばちゃん気分でした。木原ワールドと小椋ムクの幸福なマリアージュをぜひ再び!
チェーザレさん
ノミネートの中には甲乙つけがたい作品が多くて悩みましたが、待望の完結編ですからね。やはりこちらの作品でしょうか。1巻と2巻を合わせて読んだ時の感慨深さはなんとも。気持ちが通じると同じ景色でもこんなに違うんだよって。文章を読み解き、熱心にマンガ化してくださった小椋先生に感謝です。
泰ぴかさん