匿名2番さん (1/1)
現実と創作は別ということは置いておいて。
先日、BL作品について「同性を好きになることへの葛藤シーンが好きなのに当人も周りも受け入れすぎてて違和感しかない」という意見を見かけました。
確かに、最近は同性愛をすんなり受け入れるキャラや作風も以前より増えてきたなと感じます。
私は葛藤も受け入れてるのも創作としては、どっちも好きです。現実では、タイのように色んな性のあり方が受け入れられればいいなと思っています。
理想としては、創作世界では現実のように同性愛は至って普通であり、葛藤シーンを入れるなら「もしも同性愛がマイノリティな世界だったら」というifの世界観に将来なっていて欲しいなと思いました。
皆さんは創作世界において同性愛の価値観がどのようになっているのが理想ですか?
匿名2番さん (1/1)
>>1
すごく丁寧に回答してくださって、ありがとうございます。
現実では難しいけれども、創作では葛藤を乗り越えて幸せにってのは私もすごい好きです。
私はどちらかというと同性愛が当たり前になるのが大変だからこそ、せめて創作の世界では先にそうなってほしい方に夢見てたのかなと思いました。
子供など避けられない壁はあるけれど、せめてそれ以外では平和に過ごして欲しいと。
現実でも創作でもカップルが手を繋いでるだけで稀有な目で見られることに、どうしてもモヤモヤしてしまうので。
私も色んな世界観があるからそこズブズブはまっていったのかなと思います。
ただ、私の安直な考えですが、価値観が逆転しても何かしらの形で残ることにはなるのかなと思いました。
例えばオメガバース設定があることで、現代にひと昔前の身分差の葛藤を登場させているので。(オメガバースの魅力はそれだけではないですが)
匿名1番さん (1/1)
こんにちは。
BL沼の住人であると同時に、マイノリティ側の人間でもあるわたしの個人的な意見です。
長くなってしまってすみません。
ごちゃごちゃしてしまって上手く伝わるか分かりませんが、さらっと読んでくだされば嬉しいです。
結論から言うと、わたしは創作世界で同性愛を「普通」の扱いにして欲しくないです。
そもそも、もし周りにこの恋愛を受け入れてもらえたとしても、わたし自身の葛藤や悩みが消えるわけじゃないので、創作にせよ現実にせよ同性愛が自然に受け入れられる世界になってほしいという願望もありません。
ちなみにわたしの悩みのひとつは、「子供」です。これはもうマイノリティうんぬん関係なく、同性である限りどうしようもない問題です。
異性間でも不妊はあるので、悲劇のヒロイン面するつもりはありませんが、やはり簡単に分かるよ〜と同情されるのも正直複雑です。
なのでわたしは、同性愛が当たり前になった世界より、葛藤を抱えつつも成就させるふたりを見たいとついつい思ってしまいます。
それが現実ではどれほど難しいか味わっているので、夢を見させて欲しい、という気持ちなのかもしれないです。
現実では好きという気持ちだけでは乗り越えられない問題がたくさんあるのに、創作ではふたりの愛のパワーで乗り越えちゃうところが好きです。
もちろん、現実と創作は別ですから、同性愛がさらっと受け入れられている作品も読みますよ。ばんばんCPが誕生する男子寮ものなんかも大好きです。
でもBL作品全てがそのような世界観だったとしたら、わたしはBL沼にははまらなかったと思うし、これからそうなっていくとしたら、抜け出せないはずのこの沼から足を洗うと思います。
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