漫画の内容は覚えているのですが、どこで読んだか全く思い出せない漫画があります。
内容的にBL漫画と思うのですが、もしかしたら一般漫画かもしれません。
【概要】
病気(不死?)の主人公と、それをお世話する友人がいる。
その友人は何代目~のような感じで呼ばれていて、過去の約束によって、自分がいなくなるときに次の世代のお世話係を連れてくる。
話の流れは何代目はある日突然居なくなってしまった、次の何代目では……みたいな感じでした。
ラストは曖昧でしたが結ばれて終わったような気がします。
心当たりのある方いらっしゃいましたらよろしくお願い致します。
>>10 さんに感謝。
『植物図鑑』
全1巻
著者:水城せとな
ちるちる内のページ
(https://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/21934/)
『植物図鑑』
著者:水城せとな
目次
3頁〜 ブレックファスト
37頁〜 指輪物語
69頁〜 Honey β
99頁〜 フジノヤマイ
136頁〜 トリカブト
199頁〜 あとがき
【フジノヤマイ】
ストーリー
「僕はフジノヤマイである。」
主人公の名は[白夜(びゃくや)]。
世話係、[銀(ぎん)]16代目と共に暮らす。
16代目の銀は、歴代の銀とは違って、
普通の感覚を持っていて、
潔癖症だが白夜とだけは世話したり
飲み物の交換ができたり
食べ物の口移しができたりする。
白夜のフジノヤマイを知った初代の[銀]は、
「死ぬまでそばにいてやる」と約束し、
その約束は彼の子供が継ぎ、
何代にも渡って守られてきた。
銀が死ぬまでではなく、
白夜が死ぬまでそばにいる
という約束だったのである。
現在は16代目。
初代に一番似ていたのは、
14代目[銀]である。
白夜は、14代目の銀の、
仕草や嗜好などが初代に似ているのを、
初代の銀にまた会えたようで、
純粋に、嬉しく思っていた。
或る時、14代目の銀が、言った。
「ホントに初代のことが好きだったんだね」
とても悲しそうな表情であった。
白夜は、2代目以降の銀を通して
初代を見ていただけであって、
一人一人の銀を見ることをしていなかったのだ。
14代目の銀との暮らしを、
白夜は うまくいっている と思っていたが、
実際は歴代の沢山の銀を傷つけていたことを知る。
14代目も子供を残して死に、
15代目の[銀]が来た。
白夜はこれで最後にしようと誓う。
白夜は初代に恋をしていた。
やっと、その恋を、
断ち切る決意ができた...。
最後の、15代目の銀を、とても大切にした。
ただ、15代目の銀は、慣例通り、
次の銀を用意していた。
白夜は心の底から後悔する。
いままでの自分の行いに。
白夜の病は死なない病。
ずっとずっと生きていく。
②
16代目の銀は、
いままでの銀とは違い、
白夜を本当に愛している。
自分が女だったら、
白夜との子どもを産めたのに...
と言ったり、
また白夜が
16代目が子供を作らないと
一人なってしまうと言ったときには、
16代目の銀自身を
見ていないことに傷つき、
怒っていた。
白夜が、
歴代の銀は皆自分を愛していないと言ったとき、
16代目の銀は、
「白夜のことが好きだから」
毎日来ていると言った。
16代目は、
この初代とか子供とかではなく、
どうして自分ではだめなのかを嘆き、
白夜は
大切にできるただ一人を探していた。
2人はようやく結ばれた。
16代目の銀は、
「子どもを作れない代わりに」と、
死ぬ前に花の種を飲み、花となる。
白夜の部屋には、
同じ花が十数個咲いている。
歴代の銀も同じように、
死する前に花になったのだろう。
白夜は、花になったあとも16代目を愛した。
白夜にとって、「銀」とは既に16代目のことに
なっていた。
銀が花になって何十年、
何百年たつかわからない。
でも、もう淋しくないんだ。
匿名5番さん (1/1)
水城せとな先生の『フジノヤマイ』がかなり近い気がします。
死なない主人公と、彼を世話する青年の話です。
世話をする青年はいつも同じ名前で今は16代目になっている。
世話係は代々子供をつくり次の世話係にしてきたが・・という感じの流れです。
私が持っているのは大都社から出ている『植物図鑑』というタイトルの短編集です。
どうでしょうか??
匿名4番さん (1/1)
明治カナ子先生の『ためつもの』が近いような気がしますが、どうでしょう?ちがうかな?
匿名3番さん (1/1)
試し読みで読んだ気がしましたが、探してもわかりませんでした。
私が読んだ作品は、和服の人が不死だからか離れで隠れるように暮らしていて、誰かが世話係を担当している風でした。
ちょっと暗い感じがして、その時は続きを読もうとは思わなかったけど、このトピを見て気になりました。
匿名2番さん (1/1)
あおのなち先生の「ーテオーTHEO」ではないでしょうか?お世話係の子は代々お世話係をする家系です。
お話の流れではもしかしたら少し違うのかもと思いましたが、一応ご報告です。
匿名1番さん (1/1)
回答じゃなくてすみません。
私も近いものを読んだ記憶があるのでBLではないかと思います。
まだ見つけられていないので、あげておきます。