答えて姐さん 腐女子の掲示板 「探し物」



小説が読みたいのですが・・・

匿名

14/11/07 17:57

回答数:24

 中央公論社から出ているジン・ヘイル作『白冥の獄』シリーズを読み、はまりました。
 ファンタジーとして完成された世界に、巧みに男性同士の恋愛が盛り込んであり、本好き・ファンタジー好き・BL好き の欲求を満たしてくれる作品だなと思いました。

 同じように満足できる作品が読みたいのですが、なかなか見つかりません。
・海外翻訳もの(できれば)
・ファンタジー(なんちゃって、ではなくしっかりした世界観)
・男性同士の絆が描かれている(恋愛でなくとも友達以上なら可)
 上記の条件で、何かご存知の方はいらっしゃらないでしょうか。

 ちなみに、同じ出版社から出ている『キリス=キリン』シリーズは主人公が可愛すぎて好みから外れている印象があり、未読です。
 『ナイトランナー』シリーズはかなり好みでした。

 BLと銘打たなくても面白い作品は多々あると信じているのですが、ちるちるさんのレビューではそういう作品は上がっていないような気がします。
 できればどんどん発掘していきたいです。

回答一覧

24. No Title

マイケル・ナーヴァ
「このささやかな眠り」
「ゴールデンボーイ」
「喪われた故郷」
「秘められた掟」

E・M・フォースター
「モーリス」

ジム・グリムズリー
「キリス=キリン」

ゴードン・メリック
「愛の叫び」
「愛のねじれ」

五百香ノエル
「キリング・ビータ」

23. No Title

たけうちりうと
「優しくて冷たい果実」(前編)(後編)
「ウスカバルトの末裔」(前編)(後編)

ファンタジー小説です。

22. No Title

リン・フルエリン、名前出ていますけども、おすすめ。
「月の反逆者」
「光の狩り手」
「禁断の書」
「神託の子」
などなど。リン・フルエリンで検索してみてください。

九条菜月「グルア監獄」

ローズ・ピアシー「わが愛しのホームズ」

21. No Title

江森備『私説三国志』
BLレーベルに応募して、応募作がそのまま一般書籍で出版された異例の作品です。
人形劇から構想を得たものだそうで、歴史に興味がなくても大丈夫です。
三国志をまるまる耽美なBLに書きかえてしまった驚きの作品。
そしてエロい。

柴田よしき作品。
こちらも一般書籍作家ですが、BL作品がチラホラ。
露骨なシーンはそこまでありませんが、恋愛面、ストーリー面、どちらも見ごたえあります。

四龍島シリーズ
ライトノベルで序盤は年齢層低めですが、2,3冊過ぎるとどんどんドシリアスになっていきます。
ハマル人は大人になってもハマリ続ける息の長い作品。
微BLで露骨ではないところがエロい。
主人公2人のツバ競り合いするような関係が魅力です。


0

20. モノクローム・ロマンス文庫

ジョシュ・ラニヨン
「フェア・ゲーム」
「アドリアン・イングリッシュ」シリーズ

きちんと訳されてましたので大変満足致しました。

19. No Title

非常に有名なので既読もしくは映画を見たかもしれませんが、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』です。
児童用のファンタジーですが、大人が読んでも十分楽しめます。アトレーユとバスチアンには友達以上の絆があると思います。(子供の頃読んだのであれですが、今思えばちょっとBL魂に火がついていたかもw)
もし映画の『ネバーエンディングストーリー』を見たことがあっても本の方が100倍良いので本を読んでほしいです。

18. これもどうでしょう?

恵庭「5人の王」
続編あり。詳しくはレビューで確認を。

17. 間の楔

有名過ぎる名作ですか、今でも色褪せていないと思います。
世界観がしっかりしていて、キャラクターが魅力的です。
原作を読んだら是非旧OVAもみて欲しいです。
アニメとしての出来が素晴らしいです!

16. 男同士がメイン、という訳ではないのですが。

ハヤカワ文庫から出ているジャクリーン•ケアリー作の『クシェルの遺産』シリーズ、お勧めです。

主な舞台となる国、テールタンジュは中世フランスをモデルにした架空の国でして、ここがなかなかに凄まじい。
ヒロインが真正のマゾヒストで娼婦、なあたりで察せられるかと思いますが、宗教的背景から恋愛、性愛に対して恐ろしく奔放で(というよりむしろ性愛が神聖視されている)、男同士も女同士も男女でも、何でもアリという…笑
なのでごく自然に男同士で愛人だの恋人だの、と出てきます。萌えます。←

そういった視点を除いても、
どろっどろした政争と、キリスト教、ユダヤ教などを彷彿とさせる独特な宗教を下敷きにした壮大な神話ファンタジーとが上手く融合して、読み物として本当に面白いので
もし興味を持たれたら、是非ご一読を^^

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15. No Title

>>13
ええと、すみません。
「剣の輪舞」、近所の図書館に和訳本があったので、チラ見してみたら…

この訳はないわー!だった件。
スミマセン、なんか無責任にすすめちゃいましたが…
原文も語彙数が少ないわりには読みやすい文章ではないです。それにしてもほとんど直球直訳モードで訳しちゃってるのと、なんていうか訳者さんあんまりBL的な視点なさそうなんですねぇ。いかにも大学教授だなーという感じの訳し方です。
合わなかったらそれは訳者のせいだと思ってください(涙)脳内補正が必要かも。
名前の読み下しからのけぞったよ(ノД`)シクシク
セイント・ヴァイヤーと読むとは…うーん、雰囲気まで入れたらセント・ヴィアとかサン・ヴィエとかそんな読み方もありなんじゃないのかなぁ。さらに驚いたのが主人公の恋人、アレクのセリフまわしで、想定外すぎ。このアレク、ツンデレっぷりが萌えポイント高いんですが…。

で、かわりにといってはなんですが、なんかやたら評判高いのでためしに買ってみました
Luck in the Shadows (Nightrunner #1)/ Lynn Flewelling
なんか和訳出てるみたいです。訳がどうなってるかは存じませぬが、参考まで。
「禁断の書」 リン・フルエリン

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14. No Title

>>13
それならまずは「炎の蜃気楼」ですねぇ。あれは男vs男でなければ、また愛憎いりまじった複雑な主従関係がなければ成立しえない話だと思います。桑原水菜の作品はストーリーテリングもテンポもすごくいいです。
最近の桑原本だと、「イルゲネス」も軍学校を舞台にしたファンタジー、中身はBLじゃないんだけどコミック化された表紙が極度にBL風味…できればこれはコミックと小説と両方揃えてお読みになることをおすすめします。

で、話を戻しまして…実は海外のファンタジー、スットコドッコイなのは大量にあるんです。マジで「どうしてそうなる!?」って頭かかえちゃうのありますよ。
ただ、日本で翻訳版を出版するプロセスで一定クオリティのものがフィルタリングされて残る、そういうことだと思います。海外モノだからいいんではなくて、原版を吟味し、さらに訳者さんが世界観を維持したわかりやすい訳にしているわけで、2重3重に手がかかっていると考えたほうが正しいと思います。日本は世界有数の本好き国家ゆえ、ハードル高いと思いますよ。優秀な作品を見つけてくる出版社さんに感謝ですね。
ハヤカワあたりはとくに。
創元社は時代モノファンタジー多い印象ある。扶桑社は…うーん、ファンタジーというよりミステリの経験からすると、あんまり自分と会わないのが…。

…で、ずっとひっかかったままでタイトル思い出せなかったんですけど…やっと探し当てました。
Mercedes Lackey (マーセデス・ラッキー)の
「ヴァルデマール」シリーズの中に出てきます。なかでも露骨にBLモードなのは
「魔法の使徒」
これ、けっこうシリアスなテーマが主軸になってるんですよね。一族からのけものにされている美少年なんですが、同性から愛されることで自分のアイデンティティに目覚めちゃうの。結構感動的であります。

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13. ご回答ありがとうございます

たくさん紹介していただき、助かります。
皆様ありがとうございます。

日本のファンタジーも、しっかりした話はたくさんあって、面白かった物もあるのですが、海外物に比べて男性同士である必然性が薄いような気がしてしまいます。
一方を女性に置換しても違和感がないような・・・コミックに比べて小説では特に。

また、個人的には主人公たちの信頼関係がしっかり描かれていれば、濡れ場は要らないのですが、(むしろこれが入ると話が中断したりそれ一辺倒になることもあるので)BLという商品として売る限り、外せないのでしょうね・・・
なかなか好みにぴったりの物を見つけるのは難しいですね。

皆様のご紹介を参考にさせていただき、また探していきたいと思います。

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12. 横レスで失礼します

トピ主さま、横レスで失礼しますm(_ _)m

>>9 ofnoticeさま

わたしは去年からBL復活だったため、これを読んだ時はいわゆる腐視点のようなもので読んでいなかったんですよ。
そんなもので、さらーっと流してしまったのかもしれません。
ドラマではかなり妖しい演出をされていてファンサービスがすごいですが(剃り剃りとか…)、原作は直接的な表現はなかったような気がします。
でも、ロラスはレンリーに心酔しちゃってるのねって感じにはなっていたような…
ハッキリしなくてすみません(^^;;
でも、面白いのには変わりありませんのでいっちゃってくださいませー。

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11. すみません、訂正します。

「砕け散る薔薇の宿命」
魔族もの、です。攻めは吸血鬼ですが受けやその他のキャラもいろいろな種類の魔族です。濡れ場が多いのはあまり・・・とのことですが、多いかな?すこしは濃いめかもしれません。
 
 あと「狼を狩る法則」なのですが、私も好きなのでお勧めしたいのですが、こちらリバーシブルがありますので、もし苦手でしたらご注意ください。(ヨコからすみません)

 先にも書きましたがファンタジー詳しくないのですけど、とても好きではありますので皆さんのコメント、私も楽しみです。
トピ主さま、素敵なトピをありがとうございます!

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10. 翻訳ものではないですが・・・

翻訳ものは詳しくないのですが、日本の作家さんでお勧めのものです。
「銀の鎮魂歌」 吉原理恵子さん
とてもきれいでせつない 名作です。
「砕け散る薔薇の宿命」犬飼ののさん
吸血鬼もので、シリーズ4冊、番外編2冊でてます。
「SASRA」 Unit Vanilla 4巻
恋人同士の二人が転生を繰り返してはさまざまな国で巡り合いそのたびにまた恋に落ちるのですが・・・。

あと、こちらは日本が舞台のファンタジーなんですけど、
「琥珀色のなみだ~子狐の恋」 成瀬かの
可愛らしい、せつないお話です。

レビューも参考にしてくださいませ。

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9. No Title

~翻訳編~
剣の輪舞 エレン・カシュナー
剣客青年とその愛人青年コンビの話です。

闇の公子  タニス・リー
壮大なBL小説だと思います~。

海外翻訳モノでなくとも、優秀なファンタジーものはあるのでちょこっと紹介。
BLでファンタジーっていうと

コルセーア 水壬楓子
原作もいいがドラマCDでありえないほど暴走いたしました。

やさしい竜の殺し方 津守時生
コミック版もあるらしいです。

アルスラーン戦記 田中芳樹
この人の作品はあきらかなBLはないにしても、出てくる人物像がかっけぇーので、妙なモーソーが起きる…

炎の蜃気楼(ミラージュ) 桑原水菜
ある年代の人ならだれでも知っている(笑)歴史ファンタジー。

~純文学編~
ファンタジー…といえばそうなんだが、歴史再構築という日本にはあまりないジャンルの作家でイアン・マクラウドという作家さんがいます。純文学の人で、イギリスでは短編の名手とされています。
この人の唯一の和訳本が

夏の涯ての島 イアン・R・マクラウド
モロにBLでした~。胸が痛くなる展開です。

ところで、自分、ゲーム・オブ・スローンズ好きなんですけど(ココナッツさん、いつもお世話になってますw)ドラマでは花の騎士・ロラスと、なんとなくいけすかない王子のレンリーが明らかにデキてるんですが、原作ではそこまで赤裸々に書いてない…ってホントですかー?ドラマ版のロラスってそれほど美しくもないんで、妄想力を発動させるために原作いったろか思ったんだが…。

1

8. No Title

>>5

もしよければ、こちらもチェックしてみて下さい。

「ロスト・ソウルズ 」ポピー・Z. ブライト
「剣の輪舞」エレン・カシュナー

7. ありがとうございます

>>3
『氷と炎の歌』
タイトルだけは聞いたことがありましたが、海外ドラマの原作だったのですね。
ぬるくない・・・気合を入れて読んでみます。
ありがとうございます。

1

6. ありがとうございます

>>2
「狼を狩る法則」「狼の遠き目覚め」
気になりつつも、濡れ場が多めなのかな、という印象で回避していた作品でした。
おすすめなのでしたら挑戦してみようかと思います。
ありがとうございます。

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5. ありがとうございます

>>1
「夜に彷徨うもの」は以前から気になっていました。
「霊応ゲーム」も面白そうですね!
サトクリフ作品は図書館にありそうですし、探してみます。
たくさん紹介していただき、ありがとうございます。

4. ありがとうございます

>>1
「夜に彷徨うもの」は以前から気になっていました。
「霊応ゲーム」も面白そうですね!
サトクリフ作品は図書館にありそうですし、探してみます。
たくさん紹介していただき、ありがとうございます。

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3. 完成度は最高

おすすめは、海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作、ジョージ・R・R・マーティン著の『氷と炎の歌』シリーズ。
もう、ガリガリのファンタジー小説で『主要人物だから死なないよね(*^^*)』みたいなものは一切ありません。
異性が主ですが、同性もなくはないです。
記憶ではお一人でしたが(^^;;

もしお読みになるなら、ハヤカワ文庫(表紙が目黒詔子さんの方)から改訂版が出てますのでそちらがおすすめです。
ただ、本当ぬるくないのでご注意を。

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2. はずしていたら、ごめんなさい

「狼を狩る法則」「狼の遠き目覚め」 J.L ラングレーさん

人狼ものです。まだお読みでないようでしたら、おすすめです。

1. No Title

「白冥の獄」
「ナイトランナー」シリーズが好きな者として、

ロブ・サーマンの「夜に彷徨うもの」シリーズも未読であればお勧めです。

パトリック・レドモンド 「霊応ゲーム」
ローズマリー・サトクリフ 「ケルトの白馬/ケルトとローマの息子」もいかがでしょうか?

この質問に関する回答は締め切られました

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